ひつまぶし発祥「あつた蓬莱軒」が千葉「ホテルニューオータニ幕張」に登場

幕張で名古屋気分を満喫できる。

千葉県千葉市にあるホテルニューオータニ幕張は、名古屋の老舗店「あつた蓬莱軒」総料理長の武藤俊吾氏を招き、3月5日(土)・6日(日)の2日間、『名古屋「あつた蓬莱軒」フェア』を開催する。

一度は食べたい名店「あつた蓬莱軒」のひつまぶし

うなぎ好きなら一度は食べたいと願う、憧れの名古屋メシと言えば「あつた蓬莱軒」の“ひつまぶし”だ。

発祥の店とも言われる「あつた蓬莱軒」は、今や全国的に知られる“ひつまぶし”という言葉の登録商標も取得している。名古屋市民は昔から、遠方からの来客には「あつた蓬莱軒」の“ひつまぶし”でもてなすという人も多いとか。

連日の満席は当たり前。2~3時間待っても食べたい味がそこにある。

本店の雰囲気そのまま幕張へ

名古屋市熱田区、まさに熱田神宮の目と鼻の前に本店を構える「あつた蓬莱軒」の歴史は古く、創業は明治6年(1873年)に遡る。

毎朝さばく新鮮なうなぎを高温の備長炭で一気に焼き上げ、創業以来140年以上に渡り、創業者の家系のみに大切に受け継がれてきた秘伝のタレにくぐらせた“ひつまぶし”は、まさに垂涎もの。

『名古屋「あつた蓬莱軒」フェア』では、本店から持ち込む木製のお櫃と専用しゃもじで“ひつまぶし”を提供する。

“ひつまぶし”の美味しい楽しみ方

蓋を開けたら湯気が立ち上る“ひつまぶし”をしゃもじで十字に分ける。

まず一膳目はそのままで、“ひつまぶし”本来の旨味を存分に堪能。そして二膳目には、わさびやネギ、海苔を好みでトッピングして、味に変化をもたらせる。三膳目は特製出汁をたっぷりとかけてお茶漬け風にさらさらと。

最後は、一膳目から三膳目までで一番気に入った食べ方でフィニッシュ、という楽しみ方。

「あつた蓬莱軒」もうひとつの名物

「あつた蓬莱軒」で“ひつまぶし”に続く名物が、“鰻巻き玉子”。

玉子と合わせるだしの量がとても多く、本店でも数名の調理人しか巻けないという位、ふわとろの玉子焼きは、箸で持つのもやっとのやわらかさ。玉子の中心に巻き込む鰻の蒲焼きの甘辛さも後を引くおいしさだ。

今回のフェアでは本店より玉子焼き職人が来館し、人気メニュー“鰻巻き玉子”も味わえる。

“ひつまぶし”をそのままパッケージに詰めて、出汁や薬味もセットにしたテイクアウトも用意。

なかなか旅行にも行きづらい日々だから、名古屋メシが幕張にやってきてくる機会はありがたい。

ホテルニューオータニ幕張
『名古屋「あつた蓬莱軒」フェア』

場所:日本料理『千羽鶴』(1階)※食事会場は2階宴会場
料金:7,500円・10,000円・13,000円(税込サ別)
テイクアウト料金:5,500円(税込) ※予約制
詳細:https://www.newotani.co.jp/makuhari/restaurant/senbazuru/horaiken/

(冨田格)

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