温泉は目的にあわせて選びたい。観光地の活性化プロジェクトを実施している温泉総選挙は、「温泉総選挙2021」にて、国民の応援投票で選ばれた部門別年間ランキングを発表した。
9つの部門に分かれて投票
「温泉総選挙2021」では、全国の温泉地が9つの部門から1部門を選択してエントリーし、取組を通じて温泉地の魅力を広くPRした。
今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止のためウェブ投票のみとなったが、2021年11月1日(月)~2022年1月31日(月)までの92日間で、1,001,910の投票があり、国民の温泉地を応援する思いが詰まった結果となった。
今現在、温泉地は引き続き新型コロナウイルス感染症の大きな影響を受けているが、コロナが落ち着いた時に、大好きな温泉地に行く際の参考にできそうなランキングだ。
温泉総選挙2021 部門別年間ランキング
部門別のランキングを一部抜粋して発表していこう。
リフレッシュ部門
第1位は、静岡県焼津市の「焼津温泉」が選ばれた。以後、北海道天塩郡遠別町の「旭温泉」、島根県浜田市の「旭温泉」、福島県二本松市の「岳温泉」、東京都檜原村の「数馬の湯」が続いている。
うる肌部門
第1位は、島根県浜田市の「美又温泉」が選ばれた。以後、東京都あきる野市の「秋川渓谷 瀬音の湯」、熊本県菊池市の「菊池温泉」、福岡県うきは市の「筑後川温泉」、宮城県大崎の「鳴子郷」が続いている。
スポーツ・レジャー部門
第1位は、京都府南丹市の「ひよし温泉」が選ばれた。以後、熊本県上天草市の「上天草温泉郷」、山形県鶴岡市の「湯野浜温泉」、新潟県阿賀野市の「五頭温泉郷」、広島県広島市の「湯来温泉」が続いている。
健康増進部門
第1位は、山梨県甲斐市の「竜王ラドン温泉」が選ばれた。以後、愛媛県東温市の「東温市ふるさと交流館さくらの湯」、山形県大蔵村の「肘折温泉」、福井県若狭町の「みかた温泉」、北海道妹背牛町の「妹背牛温泉ペペル」が続いている。
歴史・文化部門
第1位は、和歌山県那智勝浦町の「南紀勝浦温泉」が選ばれた。以後、岩手県花巻市の「鉛温泉 藤三旅館」、広島県広島市の「湯の山温泉」、北海道知内町の「知内温泉旅館ユートピア和楽園」、福島県西郷村の「甲子温泉」が続いている。
絶景部門
第1位は、山梨県市川三郷町の「みはらしの丘 みたまの湯」が選ばれた。以後、岩手県大船渡市の「大船渡温泉」、鹿児島県指宿市の「指宿温泉」、石川県加賀市の「片山津温泉」、北海道弟子屈町の「川湯温泉」が続いている。
「温泉総選挙2021」の表彰式は、3月18日(金)にオンライン配信にて実施する。コロナ禍が落ち着いたら、どこの温泉を訪ねるのか、今から計画をたてておきたい。
公式ホームページ:https://kanko.onsen-ouen.jp/
(冨田格)