イタリアの伊達ブランドであるマセラティが、レーシングスピリットを漂わせる限定車「MCエディション」を発表した。
このMCエディションは、スポーツセダンの「ギブリ」とブランド初のSUV「レヴァンテ」に設定。MCとはマセラティコルセの略で、サーキットから生まれたスポーティなキャラクターとレースへの情熱を表すという。
スーパーカーの聖地を象徴する専用カラー
MCエディションの心臓部には、最高出力580ps/最大トルク730Nmという圧巻のパフォーマンスを誇る、3.8リッターのV8ツインターボエンジンが鎮座する。
ボディカラーは、イエロー系の「Giallo Corse(ジャッロ・コルセ)」と、ブルー系の「Blu Vittoria(ブルー・ヴィットーリア)」という2種類の専用色を用意。
ジャッロ・コルセは、3層の黄色に光の加減でかすかに現れるブルーマイカを加え、スポーティで先進的な外観を実現。一方のブルー・ヴィットーリアは、3層のマットブルーを用いた極めて深い青色によって鮮明な印象をもたらしている。
ちなみに黄色と青色は、スーパーカーの聖地であるイタリアの「モーターバレー」を象徴するとともに、マセラティの本拠地「モデナ」のオフィシャルカラーでもある。
そして、限定車専用のボディカラーに合わせ、ピアノブラックの特徴的なディテールや、リアフェンダーとBピラーに専用バッジを採用。リムをグロスブラック仕上げとしたアルミホイールやブルーのブレーキキャリパーなども奢られる。
特別感のあるコックピット
コックピットでは、ブルーカーボンファイバーや、黄色と青色のステッチが施された「ネロ・ピエノフィオーレ・ブラック・レザー」が採用される。
公式サイト:https://www.maserati.com/jp/ja/models/mc-edition
(zlatan)
画像元:マセラティ ジャパン