キャンプ&アウトドアブームがすっかり定着する中、洗練のイタリアンデザインをまとう「フィアット プロフェッショナル・デュカト(DUCATO)」が、プロユースに加えてキャンピングカーのベース車両としても正式導入される。
日本市場に初めて導入されるデュカトは、2020年に誕生40周年を迎え、2020年と2021年には欧州における小型LCV(Light Commercial Vehicle)のベストセラーに輝いている。
クールかつ魅惑的なオーラ
「スタイルと機能の融合」を目指したデザインは、FIATエンブレムを装着した大型フロントグリルを中心に、3つのセクションに分割したフルLEDヘッドライトやコーナリング機能付きのフォグランプなどを採用。国産車とは一線を画したクールかつ魅惑的なオーラを醸し出している。
また、広い開口部を備えたスライディング・サイドドアと横開きのリヤドアを装備し、荷物の積み下ろしを容易にしている。
ボディタイプは「標準(L2H2)」「ロングホイールベース版(L3H2)」「ロングホイールベース版+ハイルーフ仕様(L3H3)」という3種類で、それぞれのボディサイズは以下の通り。
L2H2:全長5,413×全幅2,050×全高2,524mm、ホイールベース3,450mm
L3H2:全長5,998×全幅2,050×全高2,524mm、ホイールベース4,035mm
L3H3:全長5,998×全幅2,050×全高2,764mm、ホイールベース4,035mm
ボディカラーは、1色の標準ソリッドカラーに加え、2色の特注ソリッドカラーと3色のメタリックカラーから選択できる。
運転席/助手席は180度回転できる
インテリアも実に個性的だ。まず運転席/助手席には、ヘッドレスト一体型のキャプテンシートを採用。しかもこのシートは180度回転することが可能で、完全に後方を向いた状態からも前後にスライドすることができる。
先進的なコックピットでは、フルデジタルメーターや10.1インチのタッチスクリーン、電動パーキングブレーキ、スマホのワイヤレス充電などを完備する。
スムーズかつ力強い走り
パワートレーンは、2.2Lのディーゼルターボエンジン(最高出力180ps/最大トルク450Nm)+9速AT+FF(前輪駆動)を搭載。自動調整式の電動アシストシステムを採用し、低速での運転や駐車も容易にしている。
運転支援システムは、歩行者検知機能付きの衝突被害軽減ブレーキやクルーズコントロール、レーンデパーチャーウォーニングなどを装備する。価格は469万円~(税込)。
公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/professional/ducato/
(zlatan)
画像元:FCAジャパン