土佐清水に海と食を満喫できるリゾート『TheMana Village』オープン

老舗旅館をアジア屈指の滞在型リゾートビレッジに再生! 新しい地方創生のモデルとなる『TheMana Village(ザマナ ヴィレッジ)』が、高知県土佐清水市にオープンした。

老舗旅館がアジア屈指の滞在型リゾートに

高知県足摺岬に誕生したアジア屈指の滞在型リゾート施設「TheMana Village」は、長年親しまれてきた老舗旅館「足摺パシフィックホテル花椿」を再生させた施設だ。

2019年に地元企業より事業承継し、古く使われなくなってしまっていた客室の一部や大型プールを大胆に改装。高知県の大自然が生み出す食材や景観、そこで育った人が造るアートワークの魅力を最大限に引き出し、地域一帯となって足摺の魅力を伝える場所へと蘇らせた。

「TheMana(ざまな)」という名称は、高知県の方言で「すごく」「とても」を意味する「ざまな」と、ハワイ語で「超自然的な力」「生命に宿る力」を意味する「マナ」に由来。

海に浮かぶレストラン

「Azzurrissimo(アズリッシモ)」は、太平洋を一望できるテラスを設けたオーシャンビューイタリアンレストラン。プールを改修し、まるで海に浮かんでいるかのような場所へと息を吹き返した。

太平洋の黒潮が育んだ海の幸、足摺の山々や四万十川でとれる豊かな食材を本格的なイタリアンとして提供。3月以降は、宿泊客以外も利用が可能となる。

滞在型のスイートルーム

2部屋限定の「TheMana Room」は2021年秋オープン。海を臨む80㎡の広々とした客室に開放的なテラス、絶景の個室露天風呂にキッチンが付き、中長期の滞在も可能だ。

陶器は土佐市で活躍する陶芸家・森田浩路氏の作品を、グラスは土佐清水市出身の吹きガラス職人・植木栄造氏が足摺の海を表現した作品を使用。

「TheMana」ならではの楽しみ

Wi-Fi完備で絶景の海を眺めながらのワーケーションも可能なCafé&Barでは、広々としたソファー席から一面に広がる大海原とおいしいジェラートで長旅の疲れを癒しつつチェックインが可能。

夕食は、リニューアルしたLive Kitchenで新鮮な地元食材を和コース料理で提供。目の前で豪快に焼き上げるカツオの藁焼きや新鮮なお造りをさばく様が楽しめる。

トゥクトゥク、電動キックボード、e-バイク等のレンタルがあり、土佐清水の風や海の香りを感じながら近隣のおすすめスポットまで足を延ばせる。

今後は全客室のリニューアルを段階的に行うとともに、近隣の空き家を改築し1一棟貸しのレジデンスヴィラもオープン予定。

敷地内の海でのマリンレジャーや、日本随一の星空を鑑賞するスターウォッチングなど、足摺が誇る大自然をより活かすためのコンテンツを随時追加していく。

インバウンドが再開する前に訪ねておきたい、温泉も堪能できる至極のリゾートだ。

TheMana Village
宿泊料金:1泊1名あたり40,000円~(税サ込)
※1泊2食ほかサービス込
所在地:高知県土佐清水市足摺岬783
公式サイト:http://themanavillage.com/

(冨田格)