「AKOMEYA TOKYO」木桶文化継承を目指した木桶味噌作りプロジェクト始動

サザビーリーグが運営する「AKOMEYA TOKYO」は2月7日(月)〜3月6日(日)までの期間、木桶文化継承を目的とした木桶味噌作りのプロジェクトを、CAMPFIREが運営するクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて実施する。

3社がタッグを組み木桶文化を継承

「一杯の炊きたてのごはんから、つながり広がる幸せ」をコンセプトに、全国各地から厳選した米や、食卓を彩るごはんの供や調味料、おいしく炊ける調理道具、食卓を囲む環境など、豊かな暮らしを楽しむための商品を展開する、米に焦点を当てたライフスタイルショップ「AKOMEYA TOKYO」。

日本の食卓に欠かせない伝統的な調味料、味噌や醤油、酒を醸造するために使われていた木桶が職人不足の為、今絶滅の危機に瀕しているという。

日本伝統の木桶文化継承のためそして日本の食文化を守るため、木桶を作る「木桶職人復活プロジェクト」の発起んである「ヤマロク醤油」、木桶で作る味噌を未来へ継承する「河野酢味噌製造工場」、木桶から生まれる食文化を多くの人に広める「AKOMEYA TOKYO」の3社がタッグを組んだ。

(左から)ヤマロク醤油の山本氏、AKOMEYA TOKYOの山本氏、河野酢味噌製造工場の河野氏

しっかりとしたコクに優しい甘味と香りが上品な甘口糀味噌

AKOMEYA TOKYOは小豆島で2012年に始まった「木桶職人復活プロジェクト」に参画し、AKOMEYA TOKYO独自の木桶を製作。製作した木桶を岡山にある河野酢味噌製造工場に運び「アコメヤの木桶味噌」を製造する。

国産大豆と天然水、国産米で仕込み、じっくり杉桶の中で熟成。さらに酒の段仕込みと同じように米麹を加え、追麹製法と天地返しを同時に行ったしっかりとしたコクに優しい甘味と香りが上品な、風味の美味しさを求めた甘口糀味噌。

木が呼吸をし、そこに住み着いている蔵付き菌がゆっくりと発酵をするため、旨味やコク、香りなど発酵菌由来の成分がバランスよく馴染み、塩角のとれたまろやかな味わいに。塩分を控えていながら、国産原料のしっかりとした味が、素材の旨味を引き立てる。

プロジェクトの目標金額は2,000,000円となっており、リターンにはお試しプラン(お礼メール、木桶味噌の経過観察メール、アコメヤの木桶味噌1パック)、欲張り全部プラン(お礼メール、木桶味噌の経過観察メール、アコメヤの木桶味噌2パック、木桶の端材で作った特製ミニ木桶&味噌ベラ、木桶味噌に合うお米、木桶味噌に合う出汁)など用意。

クラウドファンディングで、木桶文化の存続をサポートし、発酵文化を未来に残していくための一歩となる今回のプロジェクトだ。

プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/541027

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