島根県隠岐海士町の泊まれるジオパーク拠点「Ento」音声ガイドが登場

五感を刺激してくれる、新たな旅のカタチを提案してみたい。

ON THE TRIPは、島根県隠岐諸島の隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点「Ento(エントウ)」の公式オーディオガイドをリリースした。

「泊まる」だけでは知り得ない知識や情報を提供

これは宿泊者が滞在しながら聴く、ホテルに特化したガイド。オーディオガイドに沿って、部屋で景色を見ながら瞑想したり、歴史や文化を学びながらまちを歩くなど、これまでにない付加価値をつけることで、滞在体験をアップデートできる。

こういった体験を通じて宿泊者に、ただ「泊まる」だけでは知り得ない知識や情報を渡し、今まで見えてこなかった視点を持ち帰ってもらうことが狙いだ。

「ここだけの体験」がアニメティ

ホテルのアメニティと言えば、歯ブラシや石鹸などが一般的だが、ON THE TRIPはオーディオガイドを使った「ここだけの体験」をアニメティのひとつとして提供してくれる。

Entoのオーディオガイドは2部構成となっており、ホテル内では「日暮れから朝を迎えるまでの過ごし方」、ホテル外では「海士町の歴史やジオパーク」がそれぞれ楽しめる。

オーディオガイドを聞くことにより、訪れた場所への理解が深まり、旅の体験がより膨らむだろう。

ホテルの宿泊者が部屋に入ると、木の箱が机の上に置かれている。

そこには、オーディオガイドにアクセスできるQRコード、隠岐の美しい景色のポストカードが入っている。これらはこのホテルでの時間を十分に味わうためのアメニティだ。

まずはガイドを聴きながらホテルでの時間を味わおう。

「Geo room」での過ごし方、夕陽の向こうに見える土地の歴史、朝日を浴びながらの瞑想など、時間ごとの体験をデザインしている。

翌日はホテルの外へ出て、海士町の歴史や文化について理解を深める時間を過ごす。

海に浮かぶ3つの「三郎岩」や、遠くこの島へ御配流された後鳥羽上皇のストーリーなどを聴きながら、この土地の物語に触れてみたい。

「泊まる」だけでは知り得ない知識や情報を

宿泊の最後の日には、ポストカードにこの旅の思い出を記す。

Entoで提供 オーディオガイドに付属するアメニティの一例(ポストカード)

家族や友人でも、自分のために書くのも良いだろう。この地で一番印象に残ったシーンを思い浮かべながら、思いをしたためた手紙を書く。

こういった体験を通じて宿泊者に、ただ「泊まる」だけでは知り得ない知識や情報を渡し、今まで見えてこなかった視点を持ち帰ってもらう。

ガイドを聴きながらホテルで過ごす時間は、宿泊者の記憶にしっかりと刻まれ、これまでの宿泊体験をアップデートすることができる。

これがON THE TRIPが提供するアニメティの持つ役割だ。

世界に一つだけの旅行体験をしてみたい。

オーディオガイド:https://redirector.on-the-trip.com/redirect?spot_id=480
ON THE TRIP:https://on-the-trip.com/news/94/

(suzuki)