長野・野尻湖のフィンランド式「ザ・サウナ」に2つの貸切専用棟が誕生

多くのサウナーに選ばれている施設が拡張し、さらに充実した体験を提供。

2月2日、LAMPが長野・野尻湖で運営する本場フィンランド式サウナ施設「The Sauna(ザ・サウナ)」に、サウナプロデューサーの野田クラクションべべー氏プロデュースの貸切専用棟「コルメ」「ネリャ」がグランドオープンした。

「ザ・サウナ」に2つの貸切専用棟

2019年2月にオープンした、長野・野尻湖のフィンランド式サウナ「ザ・サウナ」は、累計利用者数3万人を突破している。

今回、多数寄せられていた貸切利用の要望に応えて、貸切専用棟を新設し、グランドオープンした。

LAMP野尻湖支配人で「ザ・サウナ」のサウナビルダー、サウナプロデューサーである野田クラクションべべー氏は新設の「コルメ」「ネリャ」に関して、このように語っている。

「新サウナは、1号棟(ユクシ)、2号棟(カクシ)が2時間のところ、3時間のサウナタイムを設定しております。2時間でも充分満足していただけるように設計をしているのですが、あとプラス1時間あったら……どんな景色が見れるのだろうか、どんなととのいが待っているのだろうか、と私自身が考えこのような時間設定にしました。 ぜひ大切な人、仲間と思う存分にサウナを楽しんでください」

貸切専用棟「コルメ」「ネリャ」の特長

大自然に囲まれたプライベート空間

外壁には古材を使用し、囲まれているが閉塞感のない、自然に馴染む空間に仕上げた。外気浴では、チェアで「ととのう」のはもちろん、ゴザをひいて寝転ぶも良し、焚き火するも良しだ。

サウナ室内は細部までこだわり

床材も扉も全体のトーンを合わせるために古材仕上げ。取手には古材販売店で見つけた、子供用の鉄アレイおもちゃを使った。低い位置にはサウナの妖精「トントゥ」が入れる扉も取り付け、遊び心満載のサウナ室内となっている。

一枚板を磨きあげたベンチとストーブ

広めに調整した座面によって、寝転びサウナが可能に。さらに座面は4段に分かれており、それぞれ微妙に高さが変わるよう調整している。貸切なので、好みの温度帯で堪能できる。

サウナストーブは、日本初導入フィランド製「mondex社」の製品を「コルメ」「ネリャ」それぞれのサウナに。馬力のあるストーブがサウナストーンを熱々に仕上げる。サウナストーンの中にトントゥストーンも置いてあり、それを目印にロウリュをかけて楽しめる。

地下水かけ流しの水風呂

水風呂は地下30mほど掘り、湧き出た地下水かけ流し。1年を通して10度前後の水風呂は、柔らかくまろやかな入り心地。地下水かけ流しの口から出る水は飲用も可能。冷たい地下水は、サウナ中の水分補給にぴったりだ。

都心のサウナでは味わえない、非日常な「ととのい」ができること確実だ。

The Sauna コルメ/ネリャ
貸切限定・3時間制
定員:1〜6名
料金:(平日)24,000円(休日)27,000円(税込)
予約:https://coubic.com/thesauna0208#pageContent

The Sauna(ザ・サウナ)
所在地:長野県上水内郡信濃町野尻379-2
公式サイト:https://lamp-guesthouse.com/sauna/

(冨田格)