北茨木市で芸術活動に興味がある人に向けた移住オンラインツアー開催

新型コロナウイルスの影響により、働き方や暮らしを見つめ直す人が増えている。

茨城県北茨城市は、地⽅での芸術活動などに興味があり移住を検討している人を対象とした「北茨城市移住定住オンラインツアー」を2⽉5⽇(⼟)に開催する。

移住検討者をオンラインでつなぐ「交流会」

オンラインツアーでは、北茨城市役所や北茨城市で芸術活動等を⾏う移住経験者と、地⽅での芸術活動等に興味がある移住検討者をzoomなどで繋ぎ「交流会」を中⼼としたツアー内容を企画して、その模様をYouTube等でライブ配信する。

ツアーコーディネーターは、北茨城市で活動する芸術家「檻之汰鷲(おりのたわし)」が務める。

ツアーは13:00〜14:30を予定しており、セミナー「北茨城市の概要説明および⽀援制度紹介」、交流会「北茨城市移住定住オンラインツアー」、クロージング「北茨城市の特産品等の紹介、アンケート、閉会挨拶」という内容になっている。

「七つの⼦」や「シャボン玉」など多くの作詞を行った北茨城市出身の童謡詩人「野口雨情」の貴重な資料を展示した「野口雨情記念館」の一室にて、オーシャンビューを背景に開催。

また、オンラインツアー参加者全員に「茨城県天⼼記念五浦美術館」で販売する図録「現代院展のあゆみ ― 天⼼記念茨城賞受 賞作品を中⼼に」を進呈。ツアー特典として、⾮売品「天⼼⾵呂敷柄紙コースター」も特別に添付するそうだ。

募集定員は30名となっており、地⽅での芸術活動などに興味があり移住を検討している人に加えて、起業等、地⽅での⾃⼰実現やリモートワークに興味がある人も参加対象となっている。

芸術関連の起業ができるまち、茨城県北茨城市

「芸術によるまちづくり」を掲げて、芸術家やキュレーター、ギャラリストなど、芸術関連が起業できるまちとして移住⽀援を⾏っている茨城県北茨城市。

移住者と協同して芸術家や芸術関連の起業家が経済活動を⾏える総合的な「芸術によるまちづくり」を「KITAIBARAKI ART PROJECT」として実施する。

茨城県北茨城市は、思想家「岡倉天⼼」を魅了し「東洋のバルビゾン」と称して、新しい美術の創造と⽇本近代美術を発信する「⽇本美術院」を置くなど、五浦海岸を始めとする⼭海の豊かな⾃然によって形成された美的な景勝地が多くの芸術家に影響を与えてきた。

過去に横⼭⼤観などの芸術家を⽣んできた歴史ある地として、これからも北茨城市を通じて「⼈」と「芸術」が共存共栄する持続可能な社会を⽬指すとともに、五浦の地に影響を受けて芸術活動を志す移住者たちと新たな芸術の価値を創造したいと考えているそうだ。

移住に関しての不安や悩みが解消できそうなこの企画、関心がある人は参加してみてはいかがだろうか。

北茨城市移住定住オンラインツアー
参加費:1,500円
申込⽅法:Peatixイベントページ
https://kitaibart.peatix.com/

(Goto)