ブリオーニの2022年春夏キャンペーンで、ジュード・ロウとラフ・ロウ親子が初共演。彼らの内面から溢れ出す気品が、メゾンの都会的でローマらしいセンスを表現する。

ロウ親子の魅力とは

ジュード・ロウは、現在、最もミステリアスな魅力を持つ俳優の一人だ。

映画『リプリー』や『ガタカ』 といった名作映画や、高い評価を受けたテレビドラマ『ヤング・ポープ』 、イヴォ・ヴァン・ホーヴェ の『オブセッション』や マイケル・グランデージの『ヘンリー5世』 といった演劇作品などで、比類のない才能を発揮している。

2022年以降は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』に出演するほか、デヴィッド・ロウリー監督の『ピーター・パン&ウェンディ』で主演としてフック船長役を演じる。

息子のラフ・ロウが映画に初出演したのは、2010年の『レポゼッション・メン』でのことだ。近年は2021年の『スティーラーズ』で主演を務め、今後はApple TV+の新ドラマ『Masters of the Air（原題）』に出演するなど、精力的に活動を続けている。

そんなロウ親子が、2022年はブリオーニの顔となる。

共演・起用に対するそれぞれの想い

ジュード・ロウは今回のことついて次のようにコメント。

「ブリオーニの技術や品質へのこだわりは感動的で、ブリオーニの服を着るのが好きでした。ローマに根ざしたメゾンで、ラフと一緒に仕事ができるのは、特に嬉しいことです。『ヤング・ポープ』の撮影で特別なつながりをもつようになったローマは、とても心地よく快適で、まるで故郷に帰ってきたような気分です」

息子のラフ・ロウは、「ブリオーニのために父と共演することは、とてもエキサイティングです。お互いに異なる好みや考え方の中にも、同じパッションをもっていることも多くあります。そのひとつが、服への愛情であり、ブリオーニは私たちが共感するものだということです」と語った。

またブリオーニのCEOメディ・ベナバジは、2人の起用について次のようにコメントしている。

「ジュード・ロウは偉大な俳優であり、ラフは同じ世界の新進気鋭のスターです。どちらも個性的で力強いスタイルを持ち、自然と融合し新たな価値を生み出しています。このオーセンティシティが、本物のクラフトマンシップとエレガンスへの情熱によって、年齢や個性の境界線をなくし、ブリオーニのメンズウェアに対するモダンなビジョンを反映した彼らの完璧な共演となります。私たちは、ジュードとラフと一緒に仕事ができることを嬉しく思っています」

ジュード・ロウ、ラフ・ロウのファンにとって、彼らの共演は願ってもないことだ。世界的な名優の活躍と共に、ブランドの今後の展開に注目していきたい。

ブリオーニ：https://www.brioni.com/ja/jp

（IKKI)