芸術の新しいかたち!NFTアート展覧会「FAT Collection」をモスクワと東京で開催

近年生まれた新しい価値観は、文化芸術分野にも新しいかたちを生み出している。

日本の文化ポテンシャルの発展を目指す「アート東京」は、 NFTマーケットプレイス「Future Art Tokyo Collection」(以下、「FAT Collection」)のβ版の提供を開始した。

約200名のアート作品を展示販売する「FAT Collection」

「FAT Collection」は、NFTを活用し、デジタルコンテンツの流通・決済を実現する NFTアートのマーケットプレイス。

日本が世界に誇る文化、伝統芸能、寺社仏閣、美術品をはじめ、国内で芸術を志す現代アーティストの作品の真正性と安全性を担保し、日本の魅力を世界に発信することを目的としている。

購入した作品は、モニターなどに展示するだけでなく、ARを使ってバーチャルに鑑賞・展示でき、展示した作品を仲間に共有し、投げ銭機能を使ってアーティストを「応援する」こともできる。

3月までに、ファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏や、ファイナルファンタジーのイメージイラストなどを手掛ける天野喜孝氏をはじめ、約200名の若手現代アーティストの実物のアート作品から製作した3DCG デジタルレプリカのNFTアートを出品・販売。

また、京都市協力のもと製作した、世界遺産二条城の唐門の3DCGデジタルレプリカの出展も予定しており、伝統芸能・工芸のデジタルコンテンツ発信・流通による地域活性化に貢献していく。

実物とデジタルのハイブリット展示

「FAT Collection」に出品している作品より選出されたNFTアートの展覧会「Future Artists Tokyo 2022」を2月からモスクワ(ロシア)「Cube.Moscow」 にて開催。

また、3月には東京国際フォーラム「アート フェア東京 2022」と同時開催となる。

2018年にスタートした「Future Artists Tokyo」は、若手アーティストやキュレーターが実践的経験を積む機会創出を目的に、日本最大級の国際美術見本市「アートフェア東京」の併設展覧会として、これまで実施してきた。

今年は新たな試みとして、実物の作品とその作品の3DCGデジタルレプリカによるハイブリット展示を行う。

参加する若手現代アーティストは公式サイトにて。実物の作品とデジタルの融合を感じてみては。

「アートフェア東京 2022」オフィシャルサイト:https://artfairtokyo.com/
Future Artists Tokyo(FAT Collection)https://fat-collection.com/

Future Artists Tokyo 2022【モスクワ】
会期:2月24日(木)〜3月13日(日)
会場HP:https://cube.moscow/en/

Future Artists Tokyo 2022【東京】
会期:3月10日(木)〜13日(日)*3月10日は招待制
会場HP:https://www.t-i-forum.co.jp/

(hachi)

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