【トンガ沖大規模噴火・津波】ラグビー界のレジェンドたちが支援を呼びかけ

ダン・カーター氏、“ビースト”ことムタワリラ氏がツイート。

海底火山の大規模噴火と津波の影響を受けているトンガへの支援が、世界各地で広がっている。

テンダイ・ムタワリラ選手 © UNICEF video

Twitterで世界各国の著名人が支援を呼びかけ

ラグビー・ニュージーランド代表「オール・ブラックス」でも活躍したダン・カーターことダニエル・ウィリアム・カーター元選手と、南アフリカ代表「スプリングボクス」で活躍したビースト(野獣)ことテンダイ・ムタワリラ元選手が、自身のTwitterを通じ、相次いでトンガの子どもたちへの支援を呼びかけた。

ダニエル・ウィリアム・カーター氏 © UNICEF video

カーター元選手は、2019年、シリアを逃れた子どもたちを支えるユニセフ(国連児童基金)への支援を呼びかけるため、隣国ヨルダンの難民キャンプを訪問。2021年8月にはニュージーランド・ユニセフ協会の親善大使に就任した。

またムタワリラ元選手は、現役選手引退後、子どもや若者を支援するため自身の財団を設立。コロナ禍で苦境に立たされたアフリカの子ども・若者たちへの支援をユニセフと共に呼びかけている。

ユニセフはトンガの災害を受けて、トンガの子どもたちとその家族の命を守るための支援を開始。国際社会に270万米ドルの資金支援を求めている。しかし3万6,500人の子どもを含む約8万5,000人(人口の84%)が被災したと推計される被害の詳細はまだ明らかになっておらず、必要資金の規模は今後増大することが想定される。

日本ユニセフの「自然災害緊急募金」を通じてトンガに支援を

地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害に苦しむ子どもたちのため、緊急支援を行っているユニセフ。その活動を支えるため、日本ユニセフ協会は、ユニセフ「自然災害緊急募金」を受け付けている。

「公益財団法人 日本ユニセフ協会」への寄付金は、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置が受けられる。また個人住民税の寄付金控除の対象としている自治体も少なくないのでチェックしてみよう。

トンガで噴火や津波の影響を受けた子どもたちを含む、支援を必要としている人々に支援を届けるため、思いやりを持って行動したい。

ホームページからの支援
https://www.unicef.or.jp/kinkyu/disaster/2010.htm
※クレジットカード/インターネットバンキング/Amazon Pay/携帯キャリア決済/コンビニ支払が利用可能

郵便局(ゆうちょ銀行)からの支援
振替口座:00190-5-31000/口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記
*窓口から振り込む場合は、送金手数料が免除

(IKKI)