災害時にお風呂にいたらどうする?入浴中に地震が起きた時の対処法

もし入浴中に地震が起きたらどうする? お風呂に入っている時は、当然ながら裸。シャンプー中に大地震が来る可能性だってある。入浴中に地震が起きた場合の対処法や、日頃の備えを考えておくことが大事だ。

お風呂に関する情報を発信するバスリエの自社サイト「お風呂レシピ」で、入浴中に地震が発生した時の対処法をまとめたページが公開されている。そのコンテンツを紹介しよう。

入浴中の地震が怖い!どうすれば良い?

実際に入浴中に地震が来た場合の対処法を、5段階の手順に分けて解説している。まずは「避難経路の確保」をして、「桶や蓋等をかぶり姿勢を低くし、揺れがおさまるのを待つ」。

その後は、「ガスのスイッチを消す」「床に剃刀などが落ちていないか確認」して「バスローブやタオルを羽織って避難」するという流れだ。

備えあれば!いざというときの日頃の準備

入浴中に地震が来ても慌てず行動できるよう、普段からしておくべき3つのことを解説する。

まずは「脱衣所にスリッパとバスローブを常備」すること、次に「鏡や窓に飛散防止フィルムを貼っておく」こと。そして避難所に行くことになった場合に清潔を保つための「体を清浄するためのアイテム」を用意することだ。

地震に備えてお風呂に水をためるのは有効?

かつては、地震による断水が起きた場合に水を確保するために、浴槽に水を溜めておくことが推奨されていた。しかし、現在では、水を溜めておくことをすすめないケースがあると考えられている。

同サイトでは、一概に水を溜めることが有効だとは言えない「子どもがいる家庭の場合」「下水管の破損が疑われる場合」「溜め水が腐る可能性がある場合」の3つのパターンを解説している。

災害への備えで必要なのは、物資と知識・情報。いざという時にどう対処するべきなのかを知っているだけで、無駄にパニックを起こさなくて済むはずだ。地震が起きる前に、対処法は理解しておきたい。サイトもチェックしてみよう。

「お風呂に入っている時に地震が!慌てず行動するために」:https://www.bathlier.com/expand/o-recipe/survey/zishin.html

(冨田格)