鹿児島で注文住宅を手掛ける工務店・ベガハウスは、桐ダンスの伝統技術とモダンデザインを融合させた「箱火鉢&箱膳」を発売した。自宅時間を豊かにしてくれる、“こころの贅沢品”を紹介したい。
茶の湯や干物を少人数で嗜む“こころの贅沢品”
「箱火鉢」はその名の通り、持ち運びできる箱型の火鉢。畳でもフローリングでも、好きな場所で炭火を楽しめる。
床座で、心落ち着くひとりの時間をを持つのもいい。親しい人と豊かなコミュニケーションをとることもできるだろう。
炭火で沸かした茶の湯や燗酒、炙った干物や餅は格別!まさに“こころの贅沢品”だ。
100年以上続く老舗工房の技術を惜しみなく注ぎ込む
製作は〈境木工〉。木工の町として知られる福岡県大川市で創業100年を超える老舗工房。
桐ダンスや民芸家具、指物家具(釘を使わず組み立てる家具)に優れた技術・ノウハウを持ち、この「箱火鉢」にもその実力が遺憾なく発揮されている。
“旅する家具デザイナー”村澤一晃氏
デザインを手掛けたのは村澤一晃氏。日本各地を渡り歩き、その土地の風土、根付いている技術・工法などを丁寧に掘り起こし、デザインに反映させる“旅する家具デザイナー”だ。
今回は日本人の暮らしに寄り添い、継承されてきた火鉢を現代の暮らしに合わせた形・カラーリングにリファインさせている。
暮らしを彩り、豊かにしてくれるストーリーのある家具。自宅に迎えてみたい。
ベガハウス:https://vega-design.shop-pro.jp/
(suzuki)