奈良の伝統食を自宅で楽しむ茶がゆセット「朝の目覚め」発売

ライフスタイルブランド「Kii STYLE」が1月11日に誕生、奈良の伝統食「茶がゆ」の復活と普及を願って茶がゆセット「朝の目覚め」を発売した。

奈良の伝統食を自宅で楽しむ茶がゆセット

「Kii STYLE」は、地の利を生かした農業から生まれる「食」と、先人から受け継いだ伝統の業で育む「木」を、より多くの人に届けたいという思いで、「食」と「木」の事業者が手を取り合い生み出したプロジェクト。

奈良では1200年以上前から茶がゆを食べていたと言い、「おかいさん」と呼んで親しんできた。しかし、近年は食べる人も減り、一度も食べたことがないという人も多いようだ。

「Kii STYLE」はその伝統的な食事である茶がゆをもう一度食卓に復活させ、奈良だけでなく全国に届けたいと考え、茶がゆセットを発売。
サラサラと食べるとカラダがゆっくりとほどけ心地よく目覚めていく茶がゆは、食欲のない時でも食べやすく、朝食にぴったり。

「朝の目覚め」と名付けた商品は、米とほうじ茶、おかゆのお供として昔ながらの梅干し、奈良の伝統野菜である黒滝白きゅうり漬けの佃煮、さらに吉野杉の茶がゆ椀をセットにした。

茶がゆのつくり方は簡単。米をほうじ茶でコトコト炊くだけで、香ばしく上品な茶がゆが出来上がる。

「朝の目覚め」のセット内容

五條ブレンドのほうじ茶

明治元年に創業した五條市の藤田農園の自家焙煎ほうじ茶。昔ながらの回転釜で熱風をかけてじっくりと焙煎しているので、 香ばしく上品な香りだ。

農薬不使用 あんしん米

除草剤や農薬を使わずに、手をかけて育てた米。

西吉野の林州むかし梅干

奈良・西吉野の古来品種「林州」の梅を昔ながらの製法で梅干にした。天日干しにこだわり、毎日丁寧に手作業で転がし、太陽の光で乾かすことで、梅干本来の旨味を引き出している。酸っぱくて、しょっぱい梅干は、茶がゆとの相性もぴったりだ。

黒滝白きゅうり漬けの佃煮

江戸時代から栽培されている大和伝統野菜のひとつ、黒滝白きゅうりのひね漬けを佃煮にした。コリコリとした食感と甘じょっぱさで茶がゆとの相性抜群。

吉野杉の茶がゆ椀

木工職人が一品一品、手で削ったかゆ椀。持ちやすく、茶がゆが食べやすい丸みに仕上げた。表面には独自のガラスウッドコートを施し、丈夫で食洗機にも対応できるようになっている。

吉野桧の箸は、茶がゆのつくり方とセットになっている。

奈良や近郊の人は久しぶりに地元の味を楽しむ感覚で、他のエリアの人は新しいスタイルの朝食という感覚で味わえそうだ。

茶がゆセット「朝の目覚め」のセット内容は、「五條ブレンドのほうじ茶・農薬不使用 あんしん米・西吉野の林州むかし梅干・黒滝白きゅうり漬けの佃煮・吉野杉の茶がゆ椀・吉野桧のお箸」でセット価格は8,800円 〜 14,200円となっている。

Kii STYLE オンラインストア:https://kiistyle.shop-pro.jp/
Kii STYLE ブランドサイト:https://www.kiistyle.jp/

※価格は税込

(冨田格)