毎年2回だけ現れる絶景「光の航路」を見に行ってみよう。
1月27日(木)までの期間限定で、いつもは入ることができない福岡県大牟田市「三池港」の岸壁を、「光の航路」撮影スポットとして開放する。
世界遺産「三池港」岸壁から見る奇跡の絶景
福岡県大牟田市は、かつて「三池炭鉱」によって栄えた街だ。内海である有明海に面した「三池港」は、採掘した石炭を海上輸送で効率よく運搬するために、日本で唯一「閘門(こうもん)」式のドックが備わっている。
世界文化遺産に指定されている「三池港」は、美しい夕陽を見られるスポットでもある。毎年1月と11月には、三池港の航路先端から閘門を抜けて一直線となる「光の航路」を見ることができる期間がある。
少し高台にある「三池港展望所」から「光の航路」を見ることができるが、道路を一本挟んでいて港から少し距離がある。
作品として撮影したい人や、SNS映えの画像を撮影したい人たちからの、より美しい写真を撮ることができる内港からの撮影を望む声に応えて、2年前より三池港1番岸壁を撮影ポイントとして開放している。
寒い季節なので、参加した人から要望の多かったあたたかいコーヒー等も、今年は駐車場で販売する。
様々な気象条件が重なった時にだけ現れる奇跡的な光景「光の航路」、期間中の日没時刻は17:36~47分頃となっている。写真で見るのもいいが、年に2回だけ現れる絶景をリアルに見てみたいものだ。
「光の航路」三池港1番岸壁開放
期間:1月18日(火)~27日(木)
時間:16:45~18:00
場所:三池港1番岸壁
駐車場:三池港展望所
所在地:福岡県大牟田市新港町1
(冨田格)
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