来春開業!八重洲北口の飲食店街が「グランスタ八重北(ヤエキタ)」にリニューアル

東京駅に新たなグルメスポット「グランスタ八重北(ヤエキタ)」が誕生! 東京・八重洲北口、改札外の飲食店街がリニューアルする。4月下旬に第一弾、7月下旬に第二弾が開業する予定だ。

■東京駅の一大飲食店街になる予定
東京駅構内八重洲北口の改札外、地下1階「黒塀横丁」1階「キッチンストリート」2階「北町ダイニング」からなる「グラングルメ」は、4月下旬に「グランスタ八重北(ヤエキタ)」として新たに生まれ変わる。「北町ダイニング」は名称のみリニューアルし「北町酒場」となる。

地下1階は、これまでの歴史を継承し「黒塀横丁」という名称を残しつつも、気の利いた店がそろい、落ち着きとオトナの賑わいを併せ持つ施設となる。

1階は、名称を「八重北食堂(ヤエキタショクドウ)」にあらため、従来のシルバーを基調とした環境から、木をベースにした温かみのある環境とすることで、より親しみやすく利用できる施設へとリニューアル。

新規25ショップを含む全45ショップの飲食店等が集まる、東京駅の一大飲食店街になる予定だ。

■リニューアルの背景とコンセプト
「グラングルメ」は開業から17年が経過し、東京駅構内における本格的な料理等を提供する飲食店街の先駆けとして、多くのユーザーが利用してきた。しかし、現在の食トレンドに対応し、より多くのユーザーに喜ばれる施設となるべく、コンセプトを見直しリニューアルすることになった。

2019年末以降の新型コロナウイルスの影響により、出張や旅行を自粛する人が増える中、今後は、近隣のオフィスワーカーにも日常的に幅広く利用してもらうことを目的に、ターゲット、コンセプトの見直しを行った。

新たなターゲットは、食への感度の高い30代の男女と設定。「黒塀横丁」は”お気に入り”や“行きつけ”となるような“オトナの賑わいを持つ施設”を目指す。「八重北食堂」は、日々の生活でホッと一息付け、“日常のよりどころとなることができる施設”を目指すという。

「グランスタ八重北」のコンセプトは、《Neutral +(ニュートラルプラス)》。「肩肘はらずカジュアルに楽しめる自分のお気に入りに出会える場所」を目指していく。

■「グランスタ八重北」の目玉
「グランスタ八重北」の目玉は、ネオ大衆酒場の先駆けが手掛ける「ストリート酒場」。20タップ以上のクラフトビールや海外のビール等幅広いアルコール類や、様々なジャンルの一品料理を提供する。

食の雑誌dancyu(ダンチュウ)がプロデュースする食堂「dancyu食堂」も出店する。「毎日通いたくなる」をコンセプトに提案するメニューで、昼は定食、夜は酒とつまみを楽しめる。誌面との連動企画や生産者と消費者をつなぐイベントも実施予定だ。

他にも、カフェ、和洋中、エスニックなどバラエティ豊かな業種をラインアップ。ひとりでのクイックランチや仲間と楽しめる居酒屋・バルなど多種多様な業態を展開。既存人気店が生まれ変わる他、人気のビストロ、老舗の鰻卸業にルーツを持つ鰻専門店などが登場予定だ。

食事を目的に東京駅に行きたくなりそうだ。リニューアルオープンを楽しみに待ちたい。

グランスタ八重北
開業予定:(第一弾)4月下旬(第二弾)7月下旬
公式サイト:https://www.gransta.jp/mall/kitchenstreet/

(冨田格)