東京ミッドタウン|サバンナで生きる野生動物の姿を捉えた篠田岬輝氏の写真展開催

サバンナの広大さと、動物たちの視線に感動を覚える。東京ミッドタウンの「富士フイルムフォトサロン 東京」にて、1月27日(木)まで、篠田岬輝(しのだこうき)氏の写真展「Contrast of Savanna -アフリカ 大草原で輝く生命-」を開催中だ。

写真:篠田岬輝

■サバンナに暮らす野生動物たちの姿
「富士フイルムフォトサロン 東京」では年数回、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を開催している。今回は、アフリカのサバンナで野生動物の撮影をしている篠田岬輝氏の写真展だ。

東アフリカのケニア・タンザニアに広がるサバンナ(大草原)には、ライオンやヒョウ、キリンやシマウマなど様々な野生動物が生息している。

「Contrast of Savanna -アフリカ 大草原で輝く生命-」では、そうした動物たちのありのままの姿を、瞳のクローズアップや幅5メートルを超える巨大パノラマといった、写真ならではの表現で捉えている。動物たちと目が合う感覚や、どこまでも続くサバンナの広がりを写真で体感することができそうだ。

写真:篠田岬輝

写真:篠田岬輝

■篠田岬輝氏からの写真展紹介

写真:篠田岬輝

篠田岬輝氏は、今回の展示に関してこのように語っている。

移ろいゆく空、刻一刻と姿を変える大地、今を全力で生きる動物たち。本気で闘うライオン、追うチーターと追われるガゼル、草を食むゾウ、日陰で身を寄せ合うヌーの大群。

野生動物と向き合う時ほど、心躍る瞬間はありません。

突然のスコールでびしょぬれになり、強烈な臭いのするライオンの糞に足を踏み入れ、目当ての瞬間をじっと何日も待ち続けることになっても、それでも彼らに心惹かれてしまいます。

きっと動物たちと向き合う時に、自分の中にある自然とのつながりが感じられ、その感覚に懐かしさを覚えているからなのだと思います。

「人間もひとつの動物である」という忘れがちなことを、彼らは思い出させてくれるのです。

篠田 岬輝
1990年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。新卒で米国会計系コンサルティング企業に就職するも、動物写真家の道を目指して独立。2017年よりプロ写真家としての活動を本格化。アフリカ・亜南極を中心に世界各国で野生動物を撮影中。

本写真展に合わせて、長年撮影してきたケニア・マサイマラ地区の野生ライオンの姿をまとめた写真集「サバンナに生きる! ライオン家族の物語」(玄光社)を発売予定。

写真:篠田岬輝

サバンナで暮らす野生の動物たちの、生のエネルギーを実感することができそうだ。なお、4月8日(金)〜4月21日(木)には、「富士フイルムフォトサロン 大阪」での巡回展を予定している。

【写真家たちの新しい物語】
篠田岬輝 写真展「Contrast of Savanna -アフリカ 大草原で輝く生命-」

開催期間:〜1月27日(木)まで
会場:FUJIFILM SQUARE内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
所在地:東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン・ウエスト)
入館料:無料
公式サイト:https://fujifilmsquare.jp/

(冨田格)

※開催状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。