特別な夜を彩る!滋賀『琵琶湖ホテル』に百人一首の世界を表現したカクテル登場

百人一首に詠まれた情景を、色鮮やかに表現したカクテルを紹介したい。

滋賀の『琵琶湖ホテル』2階「バー ベルラーゴ」にて、2021年に創作した「百人一首カクテル」シリーズのオリジナルカクテル2点を、3月4日(金)までの期間、再販売する。

■2021年の百人一首カクテルのうち2点をリバイバル
『琵琶湖ホテル』では、2017年より大津京遷都1350年を記念した「百人一首カクテル」をシリーズで販売し、2019年には「百人一首スイーツビュッフェ」、2021年の春と秋には百人一首をテーマにした“アフタヌーンティー”を開催。

百人一首と食の融合という「かるたの聖地・大津」ならではのユニークな楽しみを提案し続けてきた。

2021年には、100首のうちの35首までカクテルの創作が進んだが、新型コロナウイルス感染症拡大により宣伝活動を控えていたという。

そして今年、バーテンダーが心をこめて創作した2021年のカクテルの中から、特におすすめの2点をリバイバルさせた。

カクテル「男女川(みなのがわ)」

男女川(イメージ) ¥1,400-

「つくばねの 峰よりおつる みなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる」【歌番号13 陽成院】

(訳)山のいただきから流れ落ちる男女川が、細々とした流れからだんだん深い淵となるように、最初はほのかだった私の恋心も、次第につのって、今では淵のように深くなっている。

だんだんとつのる恋心を、色とりどりのリキュールの重なりで表現した。境目の繊細な色合いが、恋する気持ちの複雑さを思わせる。美しい色の層を作り上げるバーテンダーの技が見ものの一杯。

カクテル「逢坂(おうさか)の関」

逢坂の関(イメージ) ¥1,800-

「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関」【歌番号10 蝉丸】

(訳)これがあの、京から出ていく人も帰る人も、知り合いも知らない人も、皆ここで別れ、そしてここで出会うという逢坂の関なのだ。

大津と京都の境である逢坂の関のそばに、作者の蝉丸は庵を結んでいたと伝えられている。まろやかな緑色で早春の山道を、傘のガーニッシュで行き交う旅人をイメージ。

「バー ベルラーゴ」は、琵琶湖ホテル内の「イタリアンダイニング ベルラーゴ」に隣接した、琵琶湖に浮かぶ船のデッキをイメージしたカウンター席が特徴のリゾートバー。ゆったりとくつろげるソファ席もある。

ラグジュアリーなカクテルで、特別な夜に花を添えてみたい。

琵琶湖ホテル:
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/biwakohotel/restaurant_menu/bar_hyakunin_issyu2022_1-2/

※表示価格は全て税・サービス料込
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況により、予告なく営業変更する場合あり

(suzuki)