環境・SDGsの啓発に!千葉大学キャンパスで太陽光発電イルミを実施

千葉大学環境ISO学生委員会は、12月のクリスマス時期に、ソーラーパネルで充電した電力だけでイルミネーションを行い、学生や教職員に対してエネルギーやSDGsに関する啓発を行った。

「かたらいの森」のイルミネーション

■千葉大生がキャンパスで太陽光発電イルミネーションを実施
千葉大学環境ISO学生委員会は、2011年から毎年クリスマスの時期に、「太陽光で明かりを灯そう」と題して、キャンパス内を歩く学生・教職員の環境意識の向上を目指し、小規模ながらも太陽のエネルギーを実感できる企画として、ソーラーイルミネーションを実施している。

SDGsの目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成には再生可能エネルギーの活用が不可欠。イルミネーションを通じて太陽光発電に目を向けてもらおうと、12月20日(月)~12月24日(金)に西千葉キャンパス かたらいの森で実施した。

期間中は学生委員が朝からソーラーパネルを屋外に設置し、日没後の17時頃から、日中に充電した電力を使ってLEDライトによるイルミネーションを点灯。今年は初めての試みで「発電床」も導入した。

「発電床」は、振動力発電技術を応用した床型発電装置で、人が歩行する際に発生する振動のエネルギーを電気エネルギーに変換して発電するというもの。電飾や充電池の購入などイルミネーションの実施にかかる費用は、千葉大学生協のレジ袋有料化によって作られた「レジぶー基金」を使っている。

また12月9日と10日には、初めて松戸キャンパスでも実施。松戸キャンパスは照明が少なく夜になると暗いということから、メイン通りを照らすように設置した。

■千葉大学の環境マネジメントシステムへの取り組み

松戸キャンパスのイルミネーション

千葉大学は、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格であるISO14001を2005年に取得して以来、地域社会に開かれた形でEMSを運用していくことを「環境・エネルギー方針」の柱の1つとして掲げて活動をしている。

また、EMSを学生主体で運用することを教育の一環としており、2003年に設立した「千葉大学環境ISO学生委員会」が中心となって、学内・地域社会でEMSや様々な環境活動を実施している。

毎年1~3年生まで約200名が所属し、内部監査員や環境報告書の作成のほか、活動の内容に応じて20ほどの班や担当に分かれ、環境負荷削減の意識啓発活動や、小中学校幼稚園への環境教育活動、緑化や堆肥化といった活動、エコグッズの作成など、幅広い活動を行っている。

近年ではSDGsの達成を目指して、企業と連携したプロジェクトもいくつか実施。また、2009年にNPO法人格も取得し、NPO法人として企業と協力して里山保全活動を行ったり、地域の学校へ環境出前授業を行ったりしている。

学生が主体となって環境を考える取り組みには、ますます注目が集まっていきそうだ。

公式サイト:http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/

(冨田格)