「アトレー」と「ハイゼットカーゴ」を対象に実施された今回のフルモデルチェンジでは、商用車に初めて「DNGA(ダイハツ・ニューグローバルアーキテクチャー)」を採用し、走る・曲がる・止まるというクルマとしての基本性能を向上。合わせて、燃費や静粛性、安全性を高めている。
新型アトレーでは、レジャーユースに対応するべく、広く積載性に優れた荷室を最大限に活用できるよう4ナンバー(商用車)化。また、車両後部に“荷台”を用意した「デッキバン」も新たに設定している。
ちなみに1月14日(金)に開幕する「東京オートサロン2022」では、新型アトレーデッキバン・キャンパーVer.が展示される。
■広大な荷室と多彩なユーティリティ
荷室はスクエアにして広大。後席を前倒しした場合、荷室長1,820mm×荷室幅1,410mm×荷室高1,215mmというスペースが広がる。
また、快適な車中泊を楽しめる水平格納式リアシートをはじめ、ポップアップ機構付リヤガラス、テーブル固定を可能としたデッキサイドトリム、汚れに強いイージーケアマット、マルチフックなど、多彩なユーティリティが用意されている。
さらに上級グレードの「RS」と「デッキバン」には、ウェルカムオープン機能付きの両側パワースライドドアを標準装備。キーフリーシステムやプッシュボタンスタートも初採用した。
■キャンプなどに向かう足取りも軽く
パワートレーンは、658ccの直列3気筒ターボ(最高出力64ps/最大トルク91Nm)に、従来までの4速ATに代わって新開発のFR用CVTを搭載。発進性能・静粛性・燃費(WLTCモード=14.7km/L)を大きく向上させ、キャンプなどに向かう足取りを軽くしている。
4WD車では、「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」という3モードから選択できる、電子制御式のパートタイム4WDシステムを採用。市街地や高速道路での効率と、雪道やオフロードでの走破性をバランスさせている。
■グレードおよび価格
アトレー RS=167万2,000円(FR)/182万6,000円(4WD)
アトレー X=156万2,000円(FR)/171万6,000円(4WD)
アトレー デッキバン=191万4,000円(FR)/206万8,000円(4WD)
(zlatan)
画像元:ダイハツ工業
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