三重県志摩市がブランディングに取り組み、三重ブランドに認定されている「安乗河豚(あのりふぐ)」を使ったフルコース料理付きプランが登場。
「浜の雅亭一井」は、「あのりふぐ」をつかったフルコース料理付き宿泊プランの予約受付を、2021年12月25日(土)から開始した。
■体重700g以上の天然とらふぐ「あのりふぐ」
あのりふぐとは、三重県志摩半島から伊勢湾、遠州灘にかけての沿岸地域で漁獲される、体重700g以上の天然のとらふぐ。平成15年から志摩市の漁業者、漁協、観光協会が一体となってブランディングを行ってきた。資源管理体制や、品質の高さ、流通過程での細心の注意をはらった取り扱いなどが評価され、三重ブランドに認定されている。
■新料理長がすべての料理を監修
「あのりふぐフルコース」は、三重ブランドに認定されている三重県志摩市安乗で水揚げされる天然トラフグをつかった会席料理だ。
2021年11月から「浜の雅亭一井」の新料理長に就任した三浦博昭がすべての料理を監修。三浦料理長はこれまでミシュラン星付きの老舗旅館で料理長として河豚(ふぐ)の調理につとめ、その経験と技術を活かし、今回の「あのりふぐフルコース」を創り上げた。
■高級天然トラフグをつかった会席料理
「あのりふぐフルコース」の前菜は、「安乗河豚寿司、酢橘、花補紫蘇」「安乗河豚皮湯引き、紅卸し、刻み葱」「河豚の子糠漬け」「数の子山葵漬け、糸花」「黒豆、金箔」「錦玉子」「田作り、芥子の実」。
造里(つくり)は、「安乗河豚てっさ」に紅卸し、浅葱、酢橘、ポン酢を添えて提供される。
焜炉(こんろ)は、「焼き安乗河豚」に焼き白葱、椎茸、青唐、刻み葱、一味唐辛子を。焼物は、「安乗河豚白子源平焼き」に針唐辛子、酢橘を添えて出される。
鍋は「安乗河豚ちり鍋」。ほか、揚物として「安乗河豚唐揚げ」、食事は「安乗河豚雑炊」と香の物を。水菓子は葛餅、伊勢茶きな粉、季節の果物2種を用意している。
なお、「浜の雅亭一井」は2021年12月に館内をリニューアル。「あのりふぐフルコース」は絶景のオーシャンビューを望みながら楽しめる。
三重に旅するなら、他の食材とともに絶品の「あのりふぐ」を味わっていただきたい。
冬の味覚★あのりふぐフルコース
販売期間:2021年12月25日(土)~3月31日(水) ※年末年始期間は除く
提供施設:浜の雅亭一井
販売料金:1人26500円(税込)から
部屋タイプ:絶景オーシャンビュー客室
プラン種別:1泊2食付きプラン
ホームページ:https://www.toba-ichii.jp
※ 写真はイメージ。
※ 写真の「安乗河豚てっさ」「安乗河豚ちり鍋」は2人前。
※ 前菜の内容は季節によって変わる場合がある。
(GINGA)