『いい家・オブ・ザ・イヤー2021』発表、キーワードは「庭」

家づくりのマッチングプラットフォーム「SUVACO」のユーザーが、2021年に最も注目したキーワードは「庭」だった。家にいながら庭や植栽を楽しめる住宅が人気を集めている。

■「SUVACO」が最も支持された住宅事例ランキングを発表
2013年7月にスタートした、理想の家づくりをしたい人がリノベーション・リフォーム・注文住宅のプロに出会えるマッチングプラットフォーム「SUVACO」。

日本国内1,280社を超える、設計・デザインや施工など住宅専門家による優れた住宅事例(注文住宅・リノベーション)やトレンド、役立ちアイデアを特集や記事として配信している。2021年に新たに掲載した事例は1,000件近くに上る。

その中から、サイト閲覧ユーザーによる「いい家!数」や「お気に入り数」をもとに、最も支持された住宅事例ランキングである『いい家・オブ・ザ・イヤー』を発表している。

■外部とのつながりを強く感じるキーワードに注目が集まる

2021年、最も支持の高かった1位はエキップによる「庭見る小居 – 居場所を散りばめた小さくて広い家」。

上位15事例には他にも、6位のhm+architectsによる「長い平面でもコンパクトな動線、自然を楽しむ庭のある住まい」や、9位森哲哉氏による「木立にくらす家 ~雑木の庭が気持ちいい 避暑地のようなすまい~」と、「庭」がキーワードになっている事例がランクインした。

他にも、「自然光」「緑」「風」「琵琶湖」「ツツジの樹」など、外部とのつながりを強く感じるものが目立つ。

SUVACO編集長の松本氏は、このように語っている。

未だ我慢を強いられるコロナ禍という状況において、在宅時間が長期化するにつれ、家にいながらにして外の自然や季節の移ろいが感じられる住まいへと、人々の意識がより向かってきていることの表れではないでしょうか。(SUVACO編集長・松本)

新築戸建ての建設や、自宅のリノベーションを考えている人は、このランキングをはじめ「SUVACO」のコンテンツは、参考にできるものが多そうだ。

いい家オブ・ザ・イヤー2021:https://suvaco.jp/doc/house-of-the-year-2021-211221

公式サイト:https://suvaco.jp

(冨田格)