おしゃれで美味しい、備蓄食専門のカタログギフトを紹介しよう。
東京都渋谷区の防災ベンチャー「KOKUA」は、日本初の備蓄食専門カタログギフト「LIFEGIFT Food(ライフギフトフード)」の販売を開始した。
この商品は、カタログギフトを通して人から人へ備蓄食を贈りあうことを習慣化することで、日常生活の中から無理なく防災対策の機会を作り出すことを目指している。
■増加傾向にある自然災害への備えとして誕生
「KOKUA」は、大学生の時に東日本大震災の被災地支援で出会ったメンバーで運営。
大学を卒業後、全員が別々の民間企業に勤めながら、現在に至るまでの約10年間、継続的に全国各地の災害支援を続けてきた。
災害時の食の課題を肌に感じていたからこそ、普段から備蓄を自然と進める仕組みを作り出すために、「LIFEGIFT Food」を制作した。
防災の調査を進めていると、日本では9割近くの人が災害による被害が拡大・増加すると考えている一方で、6割近くは具体的な対策ができていない状況だと分かった。
その理由の背景には、「何をすればいいのかわからない」、「防災対策に費用をかけたくない」、「対策を進める機会がない」という理由が。
そこで「KOKUA」は、この課題を解決するためにギフトに着目。
ギフトであれば、防災の機会をつくりだすことができ、費用の問題も解決できる。そして1冊のカタログギフトにすることで、必要な手段を明確にすることができる。
■「LIFEGIFT Food」の特長
「LIFEGIFT Food」は、美味しくて、おしゃれで、もらうと嬉しくなる、そんな備蓄食品だけを厳選したカタログギフト。
カンパンやアルファ米といった非常食だけではなく、普段の生活で食べても美味しいと思えて、備蓄食としても活用できる商品をセレクトした。
缶詰ハンバーグ
レトルトカレー&スープ
ドライフルーツ
「LIFEGIFT Food」は、ギフトとして贈りやすくするために高級感のある煌びやかなデザインで制作し、「あなたの無事が、いちばん大事。」というメッセージ性が伝わるような設計をした。
ギフトをきっかけに、継続的に備蓄の取り組みが続くように、日常生活で使うものを多めに購入し使い切る前に買い足すことで持続的に備蓄を行う「ローリングストック」の導入プランも提供する。
これは、カタログに掲載している備蓄食品を定期購入することで、防災対策の負担が軽減され、継続的に備蓄が進む環境を作り出すことができるというものだ。
気軽に贈れるカタログギフトでありながら、贈る相手のことを大切に思っている気持ちが伝わる。災害大国・日本の新しいギフトの形として、定着していくかもしれない。
LIFEGIFT Food(ライフギフトフード)
販売開始日:2021年12月20日(月)
公式販売サイト:https://lifegift.jp/
(冨田格)