本格的なシネマズームレンズ「Catta Zoom」の国内販売を開始

映画のような美しい映像が撮れるズームレンズの登場。

Catta Zoom 35-80mm T2.9

システムファイブが、DZOFilm(ディージーオーフィルム)社のシネマレンズ新製品「Catta Zoom」の国内販売を12月24日(金)より開始した。

■基本的な焦点距離をほとんどカバー
スーパー35ズームレンズ「Pictor Zoom」、フルフレームプライムレンズ「Vespid Prime」に続くシネマレンズ第三弾となるCatta Zoomは、フルフレーム対応のズームレンズだ。

Catta Zoomという製品名は、ワオキツネザルから名付けられた。この猿はとても俊敏で、環境への好奇心が旺盛という習性がある。Catta Zoomもその名の通りコンパクトで軽く、持ち運びに最適だ。

様々な作品においてフルフレームフォーマットを採用する撮影者が増えている中、Catta Zoomは画像を得たいという市場の要求に応え、最新のRED V-raptor 8Kのような、より大きなフォーマットのカメラを満足させることを目指す。

Catta Zoomは35-80mm T/2.9と70-135mm T/2.9がラインナップされ、多様な撮影プロジェクトにおいて、基本的な焦点距離のほとんどをカバー。撮影現場でのレンズ交換にかかる時間を大幅に軽減できる。

■軽量かつ高性能なレンズ

Catta Zoom 70-135mm T2.9

Catta Zoomには様々な特徴があるが、まずは高耐久性と軽量性を両立している点だ。35mm-80mm T/2.9は重量がわずか1.53kg、70mm-135mm T/2.9も1.6kgを下回る軽さを実現。

この軽量化を実現するために、シェル部分に軽量性と耐久性を兼ね備えたポリカーボネートとガラス繊維を採用した。正確なパーフォーカルデザインにより、ライブショー、映画制作、車両撮影、ドキュメンタリーなど、様々なジャンルの撮影にも適している。

また「ナチュラル・オリジナル・リアル」という3本柱を設計思想として開発されたCatta Zoomは、リアルなシーンを記録し、忠実な色再現性にもこだわっている。ポストプロダクションでのカラーグレーディングも思いのままだ。

Catta Zoom 35-80mm T2.9 & 70-135mm T2.9セット(専用ケース付属)

また、同アイテムはシネマグレードレンズの統一規格に完全に準拠。マニュアルフォーカスリングは270度の回転範囲を持ち、ユーザーになめらかな操作感を提供する。

映像撮影が趣味の人はチェックしておきたい製品だ。

Catta Zoom 35-80mm T2.9:396,990円(税込)
Catta Zoom 70-135mm T2.9:396,990円(税込)
Catta Zoom 35-80mm T2.9 & 70-135mm T2.9セット(専用ケース付属):735,790円(税込)
※価格はいずれもオープン価格
発売日:12月24日(金)よりシステムファイブにて注文受付。
※ 2022年1月中旬より順次出荷予定

システムファイブホームページ:https://www.system5.jp/

(GINGA)