東京から約90分、1日1組限定で利用できる古民家一棟貸しの宿が誕生。

12月18日にオープンした、千葉県いすみ市小池に建つ古民家を再生した『るうふ 波之家』を紹介しよう。

■古民家宿 るうふ
るうふ社は、築100年前後の古民家を再生し、一棟貸しの宿を現在6棟運営している。

各宿で、その土地ならではの3つの“体験”メニューを用意。“火の体験”（焚き火を囲む時間）、“時の体験”（古民家に刻まれてきた歴史や文化の紹介）、“土地の体験”（書道や箸づくり、水菓子づくりなど） と、古民家でこそのゆったりした時間と空間を味わえる体験型宿泊施設だ。

■広い土間・庭・鉄板料理が魅力の「るうふ 波之家」
御宿の海岸からほど近い、千葉県のいすみ市にオープンした「るうふ 波之家」。いすみ市の浜は、穏やかながらダイナミックにうねる波が立つことでも知られ、サーフィンのオリンピック会場に指定されるほどの自然のエネルギーに満ちた環境となっている。

豊かな海産物に加え、果樹園からのフルーツ、牧場やチーズ工房からの新鮮なチーズなど、自然の恵みをたっぷり味わえる楽しみの多い古民家宿だ。

■土間から庭まで見渡せる、過ごしやすいレイアウト

暖簾を分けて入ると、広い土間、居間と和寝室、奥に庭が見通せ、部屋からすぐに縁側に出ることができる。

土壁に施された波左官の技術、ポイントカラーに使われている青磁色など、いすみに息づく波の文化を表現したインテリアがくつろぎの空気を醸す。

■新鮮ないすみ食材を使った、ピザ焼き体験

3つの体験のうちの“土地の体験” では、いすみのフルーツやチーズを使ってのピザ焼き体験を。生地を伸ばし、庭の釜で焼き上げる。

■鉄板を囲んで料理を仕上げる楽しみ

食事は、土地の旬の素材を、鉄板で仕上げて食べるコース料理。

みずみずしい帆立の前菜、鉄板で焼いて絡める野菜のチーズフォンデュ、目の前でフランベして焼き上げる和牛ステーキなど、楽しく美味しい充実のコース。季節ごとに変わるメニューが楽しめる。

■広い庭で、夜は焚き火でくつろぎの時間を

庭には焚き火台を用意。古民家宿での静かな夜、揺れる炎を前に都会では体感できないリラックスを。

この冬は、ゆっくりと時間が流れる古民家宿でリフレッシュしてみては。

古民家宿るうふ 波之家
所在地：千葉県いすみ市小池924
URL：https://loof-inn.com/hotels/naminoie/

（MOCA.O）