茨城・桜川でクラインガルテンを取り入れた滞在型アウトドア施設の開発・建設開始

ドイツ式滞在型市民農園システムであるクラインガルテンを取り入れた滞在型アウトドア施設「森と蔵 in 桜川市(仮称)」の開発および建設が開始された。

■クラインガルテンを取り入れた滞在型アウトドア施設
共働き応援不動産をテーマに桜川市にて不動産業、建設業での多数の実績を持つ「グランドデザイン」社と、アプリやゲームの企画開発運営、システム開発、UI/UXデザインに多数の実績を持つ「ヴァリ」社が共同で、二地域居住の利用促進につなげるプロジェクトを立ち上げた。

2022年にグランドオープンする「滞在型アウトドア施設・森と蔵(モリトクラ)in 桜川市」の開発と、誘致を強化するため「地方創生二地域居住プロジェクト」の立ち上げについて合意、業務提携契約を締結した。

「滞在型アウトドア施設・森と蔵 in 桜川市」では、雄大な自然に囲まれた環境に、8棟の西洋式住居棟を建設、農園を併設。住居棟に隣接するエリアには、テナントスペースやコミュニティエリアを設け、アクティビティなども楽しめる複合施設を設置する。

二地域居住&ワーケーション&エンターテインメントをテーマに、いつでもだれもが気軽に参加し、自然と触れ合える新しいサービスを提供する。

■二地域居住の新しいモデルケースを提案
昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と社会経済活動との両立が求められる中、地方都市と都会での二地域居住が注目されており、地方分散型の生活様式に移行していく過渡期となっている。

自然環境が優れている地方都市は日本中に多数あり、そういった地方都市のスポットを有効活用することによって、地方産業の発展に貢献するという。

このプロジェクトでは、デジタルを活用し、人が一か所にとどまることなく「教育」+「エンタメ」+「仕事」を行うことができる二地域居住の新しいモデルケースを提案していく。

桜川市は古来より「西の吉野、東の桜川」と称されるほどの桜の名所で、都内から1時間半圏内とアクセスも良好、豊かな自然と歴史のある史跡に恵まれた二地域居住に最適な地方都市だ。コロナ禍を契機に、これからの自分の働き方、生き方を考え始めた人は少なくないはずだ。二地域居住という生活スタイルを選択肢に加えて、色々な可能性を検討していきたい。

グランドデザイン
所在地:茨城県桜川市犬田1932-1
公式サイト:https://www.gd-worma.jp/

ヴァリ
所在地:東京都千代田区神田須田町1-5
公式サイト:https://vari.co.jp/

(冨田格)