洋食や中華も捨てがたいが、日本人ならやっぱり和食が一番落ち着く。
創業140年を迎える老舗きびだんご屋の山脇山月堂が医療用品メーカーのダイヤ工業の本社屋1階にカフェ「豆と餅」をオープンした。
■新店舗のコンセプト
岡山市の老舗きびだんごメーカーがプロデュースする新業態となるカフェ「豆と餅」は、「気軽に健康」をテーマとして、店内では豆富料理と山脇山月堂人気の和菓子が楽しめる。食事メニューは岡山市で半世紀以上続く豆富店「増田豆富店」とのコラボ。揚げだし豆富定食や豆富丼など、ヘルシーながらボリュームたっぷりの食事を提供している。
■食べ応え十分な豆腐ランチメニュー
ランチには餅菓子がセットになっている。その一例を紹介しよう。
■地域に根付いたきびだんご専門店「山脇山月堂」
山脇山月堂は、岡山県に本社を構える創業1881年の老舗きびだんごメーカー。
伝統的なきびだんごはもちろんの事、チョコ・マスカット・白桃味のきびだんご、さらには「生きびだんご」や家できびだんごを作ることのできる「おうちできびだんご」など、様々なバリエーションのきびだんごを展開。
また、クラウドファンディングにて目標の590%の支援が得られた「リアルきびだんご」なども作っている。
■本物の豆腐の味が楽しめる「増田豆富店」
増田豆富店は創業50年を迎える岡山市中区の老舗豆腐店。名水百選にも選ばれる地下水「雄町の冷泉」を使い、昔ながらの製法で豆腐を作り続けている。
地元の素材にこだわり、岡山県産大豆・トシヨロメを使用。また、製粉特許技術を持った企業から仕入れた大豆粉を使用し、通常の豆腐製造時とは異なりおからを出さない。そのため、大豆の栄養素をまるごと含んだ豆腐を作ることができるのだ。
スーパーなどへの卸売だけでなく、工場前には直売所も併設しており、出来立ての豆腐や油揚げを購入することができる。
また、直営店として豆腐料理店「御豆処〼(おまめどころ ます)」を運営。メニューごとに豆腐を使い分けており、豆腐屋ならではのこだわりを追及している。
地域密着で、豆腐の美味しさを堪能できる新しいカフェ「豆と餅」に今後も注目だ。
豆と餅
住所:岡山県岡山市南区古新田1125 ロコステ1階
豆と餅Instagram:https://www.instagram.com/mame.to.mochi/
山脇山月堂:http://www.dango.co.jp/
(hachi)