大阪・泉佐野「さの缶」がふるさと納税型クラウドファンディングに挑戦

缶を開けるだけで極上おつまみ&スイーツが「即」食べられる。泉佐野市発の缶詰ブランド「さの缶」がふるさと納税型クラウドファンディングに挑戦する。

■泉佐野「さの缶」がふるさと納税型クラウドファンディングに挑戦

大阪府泉佐野市「菜’s」は、泉佐野市発の缶詰ブランド「さの缶」での新たな商品「タパス&スイーツ缶詰」の創出に向けて、泉佐野市のふるさと納税型クラウドファンディング「#ふるさと納税3.0」にてプロジェクトを開始した。

「菜’s」は、昨年の「#ふるさと納税3.0」で400万円以上の資金を調達し「さの缶」の缶詰製造事業を開始した。

この1年間の活動を通じて、缶詰業界40数年の缶詰アドバイザーやシェフ、パティシエなどの協力者を得ることもでき新体制を構築、さらに「さの缶」を発展させていきたいとの想いを強くした。

「特選和牛デミソース煮込み」「極厚切り牛タン」「わたり蟹のリゾット」「あわびの肝入りオイスターソース煮込み」と言う現状のラインナップである「メインディッシュ」以外に、新たに「おつまみ」と「スイーツ」の缶詰を創出したいと考えた。

■シェフが創り出すおつまみにピッタリの「タパス缶詰」

フランス料理のみならずスペイン料理の経験を積み上げたシェフ木野貴之氏が創り出す「タパス缶詰」。

タパスとはスペインで小皿料理をさす言葉で、酒の肴や副菜としてピッタリの惣菜をぎゅっと 「タパス缶詰」に詰め込んだ。缶詰はそのまま、あるいは湯煎等で加熱すると、更においしく贅沢な小皿料理として食べることができる。

「タパス缶詰」は、「牛肉の赤ワインソース煮込み」「牛タンスモーク」「豚トロの中華風辛みそ炒め」「ホルモンとイベリコ豚の塩レモン」「ミニバーグのトマトソース煮込み」「極上豚の角煮」「牛ホルモンのアヒージョ」「鶏手羽元のグリーンカレー」「特選ハラミすき焼き風味」などのラインナップだ。

■パティシエが創り出すおやつにピッタリの「スイーツ缶詰」

洋菓子店やカフェ、ベーカリーショップなどにて洋菓子を、京都で和菓子を学んだパティシエ見阪早織氏が創り出す「スイーツ缶詰」。

手軽に本格スイーツを食べて欲しいという想いから開発。缶詰ならではの利点を活かし、様々な場所に「スイーツ缶詰」を連れて行って欲しいと考えている。

「スイーツ缶詰」は、「ナッツ&ドライフルーツタルト」「ちょこがけパイスティック」「ナッツガトーショコラ」「ちびまるシュトーレン」「チーズケーキ」「チョコチーズケーキ」「抹茶チーズケーキ」「白玉あずき」「白玉ずんだあん」「白玉紫いも」などのラインナップ。

このプロジェクトでは、「タパス&スイーツ缶詰」を作るために必要な製造機械の導入と既存工場の整備拡充、さらに缶詰専用の自動販売機の設置を目的とし、泉佐野市直営のクラウドファンディングサイトにて、約902万円の目標金額達成を目指している。

出資は寄付の形で行い、ふるさと納税の算出基準に基づいて所得税、住民税の控除対象となる。なお、未達成となった場合も「タパス&スイーツ缶詰」の詰め合わせを返礼品(リターン)とするとのこと。

非常食というよりもプチ贅沢を楽しめる嗜好品としての「タパス&スイーツ缶詰」。ふるさと納税に興味があるなら、検討材料に加えたい。

菜’s

所在地:大阪府泉佐野市長滝3327-2
公式サイト:https://saizu.jp

プロジェクト詳細:https://furusato-izumisano.jp/3/detail.php?id=1558fffadcc658f69d46e0f5b3533426

(冨田格)