沖縄コーヒーを世界に広めたい「中山コーヒー園」ブランド立ち上げ

沖縄が世界的なコーヒー産地に育っていくかもしれない。

■沖縄コーヒーを世界に!「中山コーヒー園」ブランド立ち上げ

グアテマラの家族経営の小規模農家と共にスペシャルティコーヒーを生産しているコーヒー生産者団体「GOOD COFFEE FARMS」。

水・電気・燃料を使用しない自転車脱穀機「ドライ・バイシクル・パルピング」を開発し、従来から課題となっていた大規模な精製手段の壁を打ち破り、環境問題の解決に貢献できるだけでなく、金銭的余裕やノウハウの少ない小規模農家も参入できる世界初となる枠組みを構築した。

「GOOD COFFEE FARMS」は、沖縄県にて有数の生産規模を誇る「中山コーヒー園」と、沖縄コーヒープロジェクト『GOOD COFFEE FARMS OKINAWA』における協業を本格始動し、「中山コーヒー園」ブランドを立ち上げた。

(左) GOOD COFFEE FARMS代表 カルロス・メレン氏 (右)中山コーヒー園 岸本辰巳氏

■ブランド立ち上げ記念「100%沖縄産コーヒー」

「中山コーヒー園」は、「やんばる」で知られる沖縄県名護市中山で2013年に開業。2016年より収穫がスタートし、現在10,000坪の敷地で開始当初の約3倍に収穫量を増やしている。

また、ハーブ園を併設する他、体験型農園として年内に宿泊施設の開業を予定しており、カフェ・キッチンスペースや収穫体験を行えるワークショップスペースの整備、キャンプエリアの新設を進めている。

「中山コーヒー園」ブランド立ち上げ記念「100%沖縄産コーヒー豆」

新ブランドのリリースを記念し、中山コーヒー園の生産する100%沖縄産コーヒーを数量限定で販売。パッケージに記載するブランドロゴも作成し、今後日本国内のみならず世界へ向けても、「中山コーヒー園」ブランドの認知度を高めていく。

商品イメージ

■『GOOD COFFEE FARMS OKINAWA』の取り組み

沖縄コーヒープロジェクト『GOOD COFFEE FARMS OKINAWA』は、沖縄でのコーヒー栽培の可能性の研究や沖縄のコーヒー産業を世界に発信していくための商品開発を行うべく、活動を行ってきた。

沖縄でのコーヒー栽培に適した品種及び病害虫の研究にあたっては、コーヒー生産の専門家や大学教授の人々とも協力し、一定の成果を得られることができたという。

今後は、『GOOD COFFEE FARMS OKINAWA』としてコーヒーの苗木エリアを設営していくことで、トレーサビリティが100%担保された苗木を、熱意溢れる沖縄のコーヒー農家の人々に直接提供していくことができる体制を整えていくとのこと。

沖縄コーヒーが、日本、そして世界で愛されるブランドに成長していく姿を、これから注目していきたい。

数量限定「100%沖縄産コーヒー豆」

内容量:コーヒーバッグ3袋(3杯分)
価格:2,500円(税・送料込)
※変更の可能性あり
GOOD COFFEE FARMSオンラインショップ:https://www.goodcoffeefarms.com/

(冨田格)