亀戸に大型商業施設「KAMEIDO CLOCK」2022年春オープン

新しい大型商業施設の誕生は、街の景色を変え、多くの人をその街に呼び寄せる。

■亀戸に大型商業施設が22年春オープン

野村不動産と野村不動産コマースは、東京都江東区亀戸に、グループのフラッグシップ商業施設『KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)』を2022年4月末に開業する。

このプロジェクトは、2016年3月に閉館した商業施設「サンストリート亀戸」の跡地を、『住(プラウドタワー亀戸クロス)』『商』『学』『広場』の複合開発を進めたものだ。

『KAMEIDO CLOCK』は、「LIVE UP! & LOVE LOCAL」をコンセプトに、「サンストリート亀戸」が担っていた商業機能を継承・スケールアップ。

施設名称は、“亀戸”の記憶を紡ぎ、新しい“時”を刻む生活創造拠点となりたいという想いを込めて名付けた。

キャラクター「カメクロちゃん」

■ライフスタイルを豊かにするテナントが集結

『KAMEIDO CLOCK』は、誰もがうらやむ高い日常利便性の実現を目指し、「衣」「食」「住」「健」「遊」「学」のライフスタイルを提案する主要大型店を誘致した。

「衣」では、「ユニクロ」と「ジーユー」の同時出店や、アルペングループの総合スポーツ「スポーツDEPO」とアウトドア専門「アルペンアウトドアーズ」の同時出店に注目したい。

趣味から生活までカバーする総合家電「コジマ×ビックカメラ」には、世代を超えて多くの人が集まりそうだ。

文化を語る上で不可欠の書店は、大型書籍「TSUTAYA BOOKSTORE」が出店。“地域に根ざした生活提案型書店”を目指すとのこと。

■生活に欠かせないエリアも充実

『近未来健康サポートステーション』をコンセプトに、亀戸のかかりつけ医として内科・皮膚科・小児科・眼科・脳神経外科・歯科に対応した総合クリニックモールも開業する。

「食」の充実ぶりもすごい。エリアNo1面積のスーパーマーケット「ライフ」に加え、専門性の高い青果・鮮魚・精肉の生鮮三品と総合グロッサリーを誘致し、幅広いニーズに応える。

さらに、和・洋・中など多彩な惣菜9店舗に加え、ベーカリー、和洋菓子、専門グロッサリーが集まり、その中央には店で購入した食品をそのまま食べることもできるイートインコーナーを設置する。

■「Love Local」を体現する空間にも注目

他にも1階路面に、オープンスタイルで店主の顔が見える飲食店が集まる「カメクロ横丁」や、イベント空間「カメクロプラザ」「カメクロステージ」「カメクロコート」も誕生。

まさに地域の中心となりそうな大型商業施設の誕生。2022年春のオープンが楽しみだ。

KAMEIDO CLOCK(カメイドクロック)

所在地:東京都江東区亀戸六丁目31番6号
ティザーサイト:https://www.kameidoclock.jp

(冨田格)