神奈川・秦野、ドライブスルーもイートインも可能「フードトラックパーク」

色々な食べ物に出会える、食のテーマパークが神奈川県に誕生する。

■ファミレス跡地に「フードトラックパーク」

「キナリノ縁」社は、お気に入りのフードトラックが見つかる 「フードトラックパーク」を神奈川県秦野市に12月18日(土)にプレオープンする。

「キナリノ縁」社代表の清水氏は、フードトラックオーナーとしてピザ・みそ汁の販売をしていた。

主にイベントに出店していたが、コロナ禍の影響を受けて出店場所を失うこととなる。

『どこかで出店したい』
『美味しいものを食べて笑顔になるお客様を見たい』
『そうだ、自分で出店場所を確保しよう』

そんな時に、店内調理やイートインスペース、そして敷地内駐車場を確保できる、まさしく条件が揃っているファミレス跡地に出会い、「フードトラックパーク」が誕生することになった。

「フードトラックパーク」には、毎日5台、こだわりのフードトラックが、昼の部・夜の部で交代して出店。曜日で入れ替わるので、毎日違うフードトラックが楽しめる。さらに、月ごとで替わるので、翌月にはまた新しいフードトラックに出逢うことができる。

■コロナ禍の打撃を受けた「飲食店、飲食サービス業」

経済産業省が公表する統計から、飲食料品に関する経済指標(フード・ビジネス・インデックス 通称:FBI)の動向に、コロナ禍が大いに影響を及ぼしているのは明らか。FBI は「食料品工業」「食料品流通業」「飲食店、飲食サービス業」の3つに大別され、その中でも「飲食店、飲食サービス業」に与える影響がその他と比べても非常に大きいことがわかる。

経済産業省  経済解析室ニュースより

相次ぐ飲食店の閉店を受け、店舗を持たないフードトラックへと転換する飲食店オーナーも多く、フードトラックの台数こそ増えているが、緊急事態宣言を受け出店場所が限られ、思うように出店できないフードトラックオーナーが存在する事も事実。

コロナ禍の影響で閉店したファミレスの空き店舗を有効活用する「フードトラックパーク」は、先述の「曜日ごと、月ごとに替わるフードトラック」に加え、「モバイルオーダーで注文から決済、受け渡しまで完結」できることと、「ライスは毎日店内の釜戸で炊いて提供」するという特徴がある。

美味しいものには目がない人はもちろんだが、出店を希望するフードトラックオーナーにとっても注目のスポットとなりそうだ。

フードトラックパーク

所在地:神奈川県秦野市名古木383−1
プレオープン予定日:12月18日(土)
グランドオープン予定日:2022 年1月11日(火)
公式サイト:https://foodtruckpark.jp/

(冨田格)