日本文化の贅を尽くした豪華絢爛な空間で、アジア初のアートイベントが開催される。
FIDEM JAPANは世界37か国が参加する業界最高峰のアートイベントである、FIDEM国際メダル展「FIDEM TOKYO 2020」を、12月2日(木)〜16日(木)の間、ホテル雅叙園東京「百段階段」で開催する。
これまで主に欧州などで開催されていたが、今回ついに「FIDEM TOKYO 2020」としてアジア圏で初開催となる。
■37か国が参加!アートメダルの世界大会
84年の伝統を持つFIDEM国際メダル展は、世界各国から最先端のアートメダルが集結することから“アートメダルの世界大会”と言われ、国際交流の場になっている。今年は加盟国47か国のうち、参加枠を持つ37か国が参加し、およそ850点のアートメダルを展示。
また、独立行政法人造幣局が、勲章や過去のオリンピック、パラリンピックメダル、国民栄誉賞の楯などを出品。さらに日本を代表する彫刻家の佐藤忠良が制作したメダルやアクセサリー、そして筑波大学の「TAMP」プロジェクト・附属校の学生メダルなども展示する。
展示会場であるホテル雅叙園東京内の「百段階段」は、天井や欄間に豪華な装飾が施された、趣向の異なる7部屋を99段の階段で結ぶ、かつての宴会場施設だ。
日本の伝統美が凝縮された空間は東京都指定有形文化財に指定されており、日本の伝統的なデザインと、アートメダルのコラボレーションが楽しめる。
なお、同イベントは昨年10月に予定されていた同展示会の延期開催となるため、イベント名称は「FIDEM TOKYO 2020」を引き継いでいる。また、通常同時期に開催される「世界メダル会議」については、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインで開催する。
■新しい美術分野・アートメダル
アートメダルは新しい美術分野として世界中で人気が広まっており、日本でも「日本芸術メダル協会」がFIDEM国際メダル連盟の加盟団体として中心的に活動している。
アートメダルとは、「手のひらにのるアート」全般を指す言葉で、明確な定義はない。素材、技法など特に規制がなく、自由で様々な表現を内包することができる。
「FIDEM TOKYO 2020」でもオリンピックメダルのような作品から、金属製以外のものまで様々なメダルを展示し、“定義のない自由さ” ”自分が”メダルと思うもの” というアートメダルの魅力を実感できる。
FIDEM国際メダル「FIDEM TOKYO 2020」開催概要
入場料:一般1,000円
想定来場者数:7,000名※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場の人数制限を行う
有形文化財に指定された空間で触れる最先端のアート。心揺さぶられる体験に違いない。
展覧会「国際メダル展」特設ページ
http://fidem2020.main.jp/archives/information/outline
FIDEM TOKYO 2020大会概要
http://fidem2020.main.jp/archives/information/outline_2
(suzuki)