新型718ケイマン GT4 RSは、軽量設計と非常に俊敏なシャシーのセットアップ、最新のエアロダイナミクス、そして独自のサウンドで感銘を与えるように開発された“妥協のないドライバーズカー”と謳われる。
いかにも戦闘力が高そうなデザインは、軽量化の爪痕でもある。CFRP製のボンネットやフロントフェンダー、新しい固定式リアウイングのスワンネック式アタッチメント、アルミニウム製ウイングサポートなどが、トップモデルらしい硬派なオーラを醸し出す。
また、軽量ガラス製リアウィンドウやナイロン製のドアオープナー、軽量カーペットなどを採用してダイエットを推進し、車重はベース車である「718ケイマン GT4」の7速PDK仕様よりも35kg軽い、わずか1,415kgに抑えられている。
そして、リアミッドに配置された高回転型の4.0リッター水平対向6気筒・自然吸気エンジンは、最高出力500ps/最大トルク450Nmを発生。
ベース車から+80ps/20Nmというパワー&トルクと軽量化、さらに約25%も大きいダウンフォースによって、0-100km/h加速は0.5秒速い3.4秒をマークしている。また、独ニュルブルクリンク北コースにおけるラップタイムは、実に23秒以上も短縮しているという。
ステアリング位置は右/左が用意され、価格は1,843万円(税込み)。さらにオプションの「ヴァイザッハ・パッケージ」を選択すると、いずれもチタン製のテールパイプやロールゲージ、カーボン織目模様仕上げの外装パーツ、Race-Tex素材で装飾されたダッシュボードなどが装備される。
(zlatan)
画像元:ポルシェジャパン株式会社
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