東京フィルハーモニー交響楽団、来年のラインナップ発表&定期会員券発売

2022年は、良質な音楽に触れる一年に。

■2022シーズン定期演奏会のラインナップ発表

1911年創立、日本で最初に100周年を迎えた、日本で最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラ「東京フィルハーモニー交響楽団」。

約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。

名誉音楽監督にチョン・ミョンフン氏、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ氏、桂冠指揮者に尾高忠明氏、大野和士氏、ダン・エッティンガー氏、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフ氏、アソシエイト・コンダクターにチョン・ミン氏を擁する。

『NHKニューイヤーオペラコンサート』『ららら♪クラシック』『ブラボー!オーケストラ』『名曲アルバム』『題名のない音楽会』『東急ジルベスターコンサート』『NHK紅白歌合戦』などの放送演奏により、全国の音楽ファンに親しまれる存在として高水準の演奏活動と様々な教育的活動を展開している。

東京フィルハーモニー交響楽団は、2022シーズン定期演奏会のラインナップを発表。あわせて、11月20日(土)より、年間を通じて定期的・継続的に楽しめる『定期会員券」の期間限定のWEB優先販売を開始する。

■聞きどころが多い2022シーズン定期演奏会

コロナ禍における苦しい闘いはまだ終わっていないが、次なる未来に向け、東京フィルは2022年1月から新たなシーズンを開幕する。

名誉音楽監督チョン・ミョンフン氏(1月・5月・10月)、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ氏(9月)、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ氏(3月・6月)のほか、独特の個性で日本楽壇に確かな存在感を放つマエストロ井上道義氏(2月)、そして2021年に2つの大きな国際コンクールで最高位を獲得した若きマエストロ出口大地氏(7月)を迎え、多彩な個性が光り輝く演目の数々を届ける。

文化の要衝・渋谷「Bunkamuraオーチャードホール」、クラシック音楽の殿堂「サントリーホール」、日本が誇る世界的作曲家・武満徹の名を冠した「東京オペラシティ コンサートホール」の3つの会場で、演奏会を開催する。

コロナ禍で心落ち着かない日々が続いてきた、この2年。新しい一年は、音楽を定期的に楽しむ心穏やかな毎日を過ごしたいものだ。

2022シーズン定期演奏会ラインナップ:https://www.tpo.or.jp/concert/2022season01.php

(冨田格)