希少なオーストリッチレザーが手に入る、「限定」セットボックス。
SONNE×HAORI PRODUCED(ゾンネ・ハオリプロデュースド)が、10⽉20⽇に発売した新作「N030」機械式時計に、国産オーストリッチレザーベルトを付属した「公式ECサイト限定セット」を11⽉16⽇(⽕)に発売した。
同ブランドが2020年9⽉から展開する「N」シリーズ。「⽇本製機械式ムーブメント搭載で2万円台」をキーワードに、愛好家から高い評価を集めている。2021年9⽉には「N」シリーズ3種、「N027」「N028」「N029」をベースとし、地球環境に配慮したサステナブルなレザー「国産オーストリッチレザーベルト」を付属したセットボックスが誕⽣した。
今回リリースされたのは、10⽉の新作「N030」をベースにした第2弾目にあたるセットボックスだ。
■廃棄されてきた希少なオーストリッチレザーを使用!ブランドのサステナブルな取り組みにも注目
機械式時計は近年、⾃然の動⼒を利⽤した「サステナブルアイテム」として着⽬されている。また付け替え⽤のスペアベルトを使うことにより、ベルトを休ませ、⻑持ちさせる取り組みも人気だ。
そんな中、ブランド開発チームは「社会的価値のある腕時計商品を届けたい」と考え、さらなるサステナブルな時計作りに取り組んだ。そしてたどり着いたのが「オーストリッチレザー」だ。
オーストリッチ(ダチョウ)の⾁は⾼タンパク、低脂肪であることが知られている。世界的な健康志向トレンドを背景に、食肉ニーズは年々増加傾向にある。本セットボックスのレザーには、このようにもともと食肉用で飼育されていたレザーを使用している。廃棄され続けていたものを使う試みで「サステナブルさ」を追求した。
また、オーストリッチレザーといえば、ドット柄の羽軸跡(クイルマーク)が特徴だ。しかしこれは、一頭から作られるレザーの約40%にしか含まれない。クイルマークがバランス良く並び、かつ傷みが少ない使⽤可能部位が少ないため、希少なレザーだといわれている。
だが面積の少ない腕時計のベルトならば、バッグや財布といったレザーアイテムに比べ格段に加⼯がしやすい。より効率的に無駄なくレザーを使うことができるのだ。こちらも、ブランドがこだわったもう一つの「サステナブル」なポイントといえるだろう。
N030PGBK-SET
¥30,800(税込)
⽇本製⾃動巻きムーブメント
日本製自動巻ムーブメントを使用。オープンハートの小窓とスケルトンの裏蓋から駆動を堪能できる。
「太陽」を思わせるギョーシェ模様
ギョーシェ模様は、ブランド名の「太陽」をイメージ。動力源の心臓部「テンプ」を太陽に見立て、オープンハートからギョーシェが放射線状に広がる。視認性の良いローマ数字のインデックスとも相性抜群だ。
薄く使いやすいケース
裏蓋にはバブルバック風ケースを採用。時計自体が非常に薄く、ストレスフリーな着け心地。
汗に強いハイブリッドベルト
レザーベルトの裏面には、ラバーを圧着させたハイブリッドベルトが付いている。汗に強く丈夫な点が嬉しい。
10万円以上の商品が多い機械式時計。ベースとなる新作「N030」は、業界において信頼の高いエプソン社製ムーヴメントを起用しながらも、税込2万円代というコストパフォーマンスを発揮している。
⾼級感に定評がある「SONNE×HAORI PRODUCED」と、耐久・軽量性に優れた希少素材「オーストリッチレザー」。2つの優美が調和し、高級感ある腕元を演出している。
オーストリッチレザーとの組み合わせは、サステナブルでありつつ高品質でリーズナブル。ブランド自体はもちろん、セットアイテムがファンから愛されるのも納得といえるだろう。
(IKKI)