ニューノーマルな働き方に最適な都心のホテル活用法。
■平日4泊5日のホテルワーク予約サイト「Otell」
JR東日本グループでホテル事業を担う「日本ホテル」社。「東京ステーションホテル」「メズム東京、オートグラフ コレクション」のほか、多くのホテルを運営している。
平日4泊5日のホテルワーク予約サイト「Otell(オーテル)」に、「日本ホテル」が参画。第一弾として、首都圏の大規模駅から徒歩1~5分以内という抜群のアクセスを誇る「メトロポリタンホテルズ」5施設の「Otell」上での予約受付を開始した。
第一弾の5施設は、池袋の「ホテルメトロポリタン」飯田橋の「ホテルメトロポリタン エドモント」「ホテルメトロポリタン 丸の内」「ホテルメトロポリタン 川崎」「ホテルメトロポリタンさいたま新都心」だ。
■日本ホテルが「Otell」に参画する背景
政府のテレワーカー増加目標や新型コロナウイルスによる就業形態の変化を受け、リモートワークが増加している。
これに伴い働き方も多様になり、それと同時に「ワーケーション」が徐々に普及している。
コロナ禍で多くの事業やサービスが生まれる中、「Otell」では2021年6月にリモートワーク・ワーケーションに関するアンケート調査を実施し、変化する働き方や、ワーケーション・ホテルワークに関するニーズを明らかにしてきた。
その中で、日本におけるワーケーションは、新しい旅行スタイルというよりも、変化する多様な働き方の一つとして考える人が多い傾向にあることもわかってきた。
実際にアンケート調査からも、仕事メインのワーケーションの希望者は全体の47.8%という結果となった。また、「どのような場所に行きたいか?」という質問に対しては、休暇メインのワーケーションと比較して「家から近場でリラックスできるところ」との回答が約2倍にのぼった。
一方首都圏のホテルでは、コロナ禍でインバウンド、出張などの利用が低迷し、平日の稼働率が低い現状がある。そこで、シンプルな価格設定で、平日の長期滞在につながる「Otell」に魅力を感じた、日本ホテルが参画することとなった。
都心で平日4泊5日のホテルステイ。都心での「ワーケーション」利用がもちろん、プロジェクトの最終段階で集中して仕事に打ち込みたいとか、郊外の自宅との往復でかかる時間を仕事に充てたいとか、活用目的の幅は広そうだ。
ニューノーマル時代のホテル利用スタイルとして、これからさらに注目が集まっていきそうだ。
1週間のホテルワーク「Otell」: https://otell.app/
メトロポリタンホテルズ:https://www.jre-hotels.jp/metropolitan/
(冨田格)