“日本一高地”の花火大会!withコロナ時代の新しい花火「富士山花火」開催

富士山の二合目で、日本一高い花火大会が開催される。ドライブイン花火など、withコロナ時代の新しい花火の楽しみ方で参加しよう。

富士山花火実行委員会は、12月18日(土)に「富士山花火2021」を開催。

本花火大会の舞台は、世界遺産であり、日本最大の文化資源である「富士山」。観覧エリアは静岡県裾野市、富士山南麓二合目にある「遊園地ぐりんぱ」となり、富士山の麓から観覧できる本花火大会は、“日本で最も高い場所で開催される花火大会”となる。

■大迫力の花火大会

花火の製作は、静岡県が誇る国内屈指の花火企業イケブンが担う。内閣総理大臣賞受賞歴もあるイケブンの花火と富士山の、かつてない規模の共演が叶う。日本の自然と伝統文化が織りなす、ダイナミックな絶景が期待される。

また、花火打上げ場所と観覧エリアが近いことに加え、地形を活かし、席によっては目線よりも低い位置からの打ち上げになるため、花火が開き星が形を描く時の高さが通常の花火大会よりも大変低く感じられ、他に類を見ない大迫力の花火大会となる。

■「富士山花火2021」について

日本のシンボルとも言える富士山と、日本が誇る伝統文化の花火。コロナ禍において観光事業が危機を迎える中で、未来に継承すべき2つの重要な文化資源の魅力を発信していきたいと考え、「富士山花火」の開催を決定。

また長引くコロナ禍により、多くの花火師が窮地に立たされている。このままの状況が続けば、花火師の流出や花火企業の廃業から、日本の花火業界そのものの衰退につながるという危機感がある。今回の花火大会は、そんな花火師たちを支持し応援することで、日本の伝統である花火文化を未来に繋いでいくことも目的にしている。
加えて、夏のイメージが強い花火大会を12月の富士山という寒い時期に開催することで、一年を通しあらゆるロケーションでの花火の楽しみ方を提案。

本花火大会は、富士山を囲む各市町村と連携し、毎年リレー形式での開催を目指す。初年度である2021年は、静岡県裾野市での開催が決定。来年度以降は富士山を囲む山梨・静岡の各市町村を巡る。

■withコロナ時代の新しい花火大会
「富士山花火」では、広大なエリアに十分なソーシャルディスタンスを確保するほか、人との接触を最小限にし安心して花火を鑑賞できる、withコロナ時代の新しい花火の楽しみ方を提供。

自家用車に乗ったままチェックインし、プライベート空間を保ったまま車中で花火鑑賞できるドライブインのプランや、遊園地の敷地内から花火を楽しめるプランもある。

夏のイメージが強い花火だが、冷たく澄んだ空に打ち上がる冬花火はより一層美しく見える。クリスマスを目前としたこの時期、澄み切った空と富士山の雪化粧に映える花火で心の距離を近づけよう。

【富士山花火2021】
開催日時:12月18日(土) ※荒天の場合中止
開催場所:裾野市内「遊園地ぐりんぱ」(富士山二合目に位置)
静岡県裾野市須山字藤原2427
遊園地ぐりんぱ:http://www.grinpa.com
「富士山花火」公式HP:https://fujisanhanabi.com/

(田原昌)

※開催状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。