海外展開を検討中のスタートアップ企業に向けた「X-HUB OUTBOUND PROGRAM 2021」

海外展開を考えている都内のスタートアップ企業は必読のニュース。

■都内スタートアップの海外展開をサポート

東京都主催のアクセラレーションプログラム「X-HUB OUTBOUND PROGRAM 2021」は、年間を通じ、欧州カンファレンス、深セン、ドイツ、シンガポール、ニューヨーク、シリコンバレーの6つのコースで、都内スタートアップの海外展開をサポートしている。

現在、シリコンバレーコースの参加者を11月19日(金)17:00締切で募集している。

シリコンバレーコースでは、現地アクセラレータによる米国市場への事業戦略、知財戦略などのノウハウのレクチャー、個別メンタリングを通じて、資金調達およびマーケット開拓に向けて、シリコンバレーのTop-tierのインベスターやテックコミュニティー等のインサイダーの前でピッチを行い、リレーションシップ構築を目指す。

対象は、「都内に事業所を有するスタートアップ企業であること」「法人の場合概ね創業10年以内であること」「海外展開を具体的に検討していること、また、グローバル展開について意思決定権を持つ人が参加できること」だ。

募集企業は10社程度、参加費は無料、使用言語は英語で、オンラインでの参加となる。

この事業は、東京都補助金の交付を受け「日本貿易振興機構(ジェトロ)」が実施する。担当するのは、世界で活躍するスタートアップ創出のために、政府や関係機関と連携し、スタートアップのグローバル展開を支援する日本貿易振興機構イノベーション・知的財産部内の組織「ジェトロ・スタートアップ支援課」だ。

「ジェトロ・スタートアップ支援課」は、世界各地のスタートアップ・エコシステムと直結した展示会等のイベントへの出展支援や、ブートキャンプ等のハンズオン型プログラムの企画・運営、現地アクセラレータ/VCとのメンタリング・マッチング機会等を提供している。

資金調達、マーケット開拓、そしてシリコンバレーの関係者とリレーションシップを築くチャンスを掴みたい都内スタートアップ担当者は、募集要項を早めにチェックしておきたい。

X-HUB TOKYO OUTBOUND PROGRAM 2021 シリコンバレーコース

X-HUB TOKYO:https://x-hub.tokyo/outbound_program#program06

(冨田格)