和歌山県「紀南アートウィーク2021」水墨画のワークショップ開催

墨で描く「オリジナルの神様」が登場する。

アドベンチャーワールドは今回、紀南アートウィーク実行委員会主催の、紀南地域ゆかりのアーティストや国際的アーティストの作品を展示するプロジェクト「紀南アートウィーク2021」開催に合わせ、東京のアトリエ教室 Visions Palette“ビジョンズパレット”とのコラボレーションで、水墨画でオリジナルの動物の神様を描くアート体験が楽しめるワークショップを実施する。

■ワークショップ「墨で描く『オリジナル神様』」
古来より万物の創造主が隠れ宿るとされる、紀伊山地。そんな山々に囲まれて暮らす子供たちに「ジブンの周りには、どんな神様がいたら面白いだろう?」と思いを巡らせ、水墨画で表現してもらうアート体験型ワークショップ。アドベンチャーワールドの動物たちに刺激を受けながら、動物をモチーフにした「オリジナルの神様」を、紀伊特産の墨「松煙墨(しょうえんぼく)」を使って描く。

制作した水墨画は、後日1枚1枚屏風にコラージュし、アートウィーク期間中「来迎寺」に展示される予定だ。

開催日:11月20日(土)、21日(日) 2日間
所要時間:30分間
開催場所:センタードーム 滝のある広場
対象:和歌山県に住む小学生以下
参加費:1,000円/名
申し込み方法:Peatixにてチケット販売 https://kinanpalette.peatix.com/

■東京のアトリエ教室のアーティストスタッフが指導
ワークショップを行うのは、東京のアトリエ教室Visions Palette“ビジョンズパレット”のアーティストスタッフたち。「うまさより、じぶんらしさをのばす」というコンセプトで目黒・世田谷で人気の教室。東京藝術大学などで学んだ現役の若きアーティストでもあるスタッフたちが、描く人の個性を引き出し、褒めて伸ばす指導で制作をサポート。

■紀州の名産「松煙墨」で描く!
千年以上前からつくられている、日本最古の墨「松煙墨」。独特の淡いにじみや色合いの美しさが特長の希少品。今回のワークショップでは、その原料となる赤松の煤を日本で唯一製造している、田辺市鮎川墨工房「紀州松煙」提供の「紀州墨」とカラーの「彩煙墨」を使う。

子供たちが墨で描く『オリジナル神様』に期待したい。

紀南アートウィーク2021開催概要
日程:11月18日(木)〜28日(日)
会場:和歌山県紀南地域 田辺市・白浜町内各所
入場料:入場無料 ※会場によって別途入場料が必要な場合があり。
URL:https://kinan-art.jp/

(田原昌)