福井・東尋坊「休暇村越前三国」でかに三昧!1日限定30食の「真選コース」

美味しいかにを心ゆくまで満喫したいなら、冬場の越前を訪ねるしかない。

■冬季限定かに三昧の「真選コース」

日本の景色を代表する国立公園・国定公園など、優れた自然環境の中にある「自然にときめくリゾート」休暇村。

福井県の北部、景勝地・東尋坊から車で約5分、日本海沿いの高台に位置するリゾートホテル「休暇村越前三国」。広大な芝生広場が広がり、全客室、レストラン、ロビー、露天風呂からも日本海が眺められるロケーションだ。

「休暇村越前三国」は、11月6日(土)の越前がに漁解禁に合わせ、1日限定30食・越前がにを1人前1.5杯食べられる「真選コース」を11月7日(日)~2022年3月21日(月)までの期間販売する。

「真選コース」は、茹でたての「越前がに 活蟹の姿ゆで(約450g)」「花咲く活蟹刺身」「活蟹の天婦羅とかに唐揚げ」と越前がにを使ったメニューに加え、「炭火焼きがに」「かに味噌豆腐の甲羅焼き」「かにすき鍋」「かに雑炊」と、まさにかにづくしのコースだ。

■タグ付きブランドがにの最高峰「越前がに」

「越前がに」とは福井県の三国港・越前港・敦賀港・小浜港で水揚げされるズワイガニのことで、その歴史は古事記まで溯り、安土桃山時代にはすでに「越前蟹」の表記が見られる。

中でも、三国港で水揚げされる越前がには、日本で唯一1922年から続く皇室献上が認められたズワイガニ。水揚げされた港で取り付けられる黄色いタグは、歴史ある「越前がに」を守り続ける本物の証で、農林水産省が進めている「地理的表示保護制度(GI)」にも登録されている。

越前がに漁期:11月6日~3月20日

■食べ終わったかに殻は米や野菜の肥料に

冬期シーズンに休暇村で提供するかにの数は20,000杯にもなり、大量の「かに殻」が出る。

「休暇村越前三国」では2008年より、その「かに殻」を専用のバケツに集め、地元農家にリサイクル使用してもらっている。

かに殻を乾燥させ、チッパーと呼ばれる粉砕機に通して5mm角ぐらいに砕く。砕いたかに殻は、米や野菜を育てる肥料として使用する。

かに殻には植物の生育に欠かせないといわれる窒素・カリウム・リンがバランスよく含まれており、かに殻を肥料として育てた米は、美味しい一等米コシヒカリとして「休暇村越前三国」の売店で販売している。

「かに殻米」(2kg):1,080円

日本海の冬の味覚を満喫できる「真選コース」。打ち寄せる荒々しい波が迫力の日本海を眺めながら、温泉とグルメを満喫する休日を過ごしたい。

休暇村越前三国
1日限定30食「越前がに 真選コース」
料金:45,000円〜(税込・入湯税別)
所在地:福井県坂井市三国町崎15-45
公式サイト:https://www.qkamura.or.jp/echizen/

(冨田格)