コロナ渦で大きな影響を受けた、日本の伝統文化を盛り上げるイベントを紹介。

華道の流派・古流東洋会 水墨花点前は、『生け花の灯を絶やさない』という理念のもと、門弟約50名の作品や花点前を披露するイベント「雅の一会（みやびのいちえ）」を11月13日（土）、14日（日）に東京プリンスホテルにて開催する。

同イベントでは、家元・宮本理峰と副家元・宮本理城による花点前のほか、理城の手による4メートル高の大作の展示も行う。

■多彩なゲストがイベントを盛り上げる

13日のトークショーではゲストに女優の岸本加世子氏、コラムニストの山田美保子氏、バイオリニストの廣津留すみれ氏が登場。

14日のゲストは特別演奏にフルート奏者の上野星矢氏を招く。司会進行は両日ともに山田美保子氏が担当する。

女優・​岸本加世子
1977年、久世光彦演出 ＴＢＳテレビ⽔曜劇場「ムー」にて⼥優デビュー 。映画「男はつらいよ 」「ＨＡＮＡ－ＢＩ」「菊次郎の夏」、テレビドラマ「あ・うん」「ニューヨーク恋物語」「美空ひばり物語」 など、出演多数。

コラムニスト・​山田美保子
TBSラジオ954キャスタードライバーを経て、放送作家、コラムニストに。『踊る！さんま御殿‼️』の構成をはじめ、『週刊朝日』『サンデー毎日』『女性セブン』他、連載多数。『バイキングMORE』『サンデージャポン』などでコメンテーターを務める。

バイオリニスト・​廣津留すみれ
高校在学中にNY・カーネギーホールにてソロデビュー。大学在学中に世界的チェリストのヨーヨー・マと共演を果たし、米国にて演奏活動を拡大。TVコメンテーター出演など演奏の傍ら多方面で活躍中。

フルーティスト・上野星矢
19才でジャン＝ピエール・ランパル国際フルートコンクールで優勝し、その後世界を舞台に活躍。1stアルバム『万華響』でCDデビューし、これまで計5作のCDをリリースしている。

■古流東洋会　水墨花点前（すいぼくかてまえ）

あるがままの姿が最も美しい「花」を大切に表現することを目指し、小さな生命を慈しむ心で花を生けている。その精神性が、日本に伝わる東洋的な思想に通じているところから「古流東洋会」の名づけとなった。

花を生ける過程に、茶道のような美しく優雅な作法と和歌の朗詠を取り入れた同流独自の花点前。日本的な美しさ、優雅さは国際的にも高い評価され、世界各地で生け花デモンストレーションとして水墨花点前を披露している。

日本の伝統文化である華道を未来に繋ぐ今回のイベントは、花を通じて芸術に触れられる機会でもある。

【イベント詳細】
会場：東京プリンスホテル・マグノリアホール
入場料：前売1,500円、当日1,800円
https://www.koryutoyokai.com/event2021

（hachi）