食器に興味ある人なら、見逃せないスペースが誕生。
■洋食器メーカーの新たな挑戦
石川県白山市に本社をおく洋食器メーカーのNIKKOは、 11月6日(土)、ジェネラルストア「LOST AND FOUND(=忘れ物保管所)」の旗艦店及びショールームを渋谷区富ヶ谷にオープンする。
NIKKOはこれまで、世界中のホテルやレストランで評価を受けてきたプロユースクオリティの洋食器を生産してきた。原料から生産の最終工程までを、すべて石川県白山市の自社工場で行っている。
その確かな品質と品位を持ちながら、社会情勢や地球環境などにおける時代の大きな変化の中で、より良い未来を描き、人々の豊かな暮らしを創造するプロジェクトとして、「LOST AND FOUND」を立ち上げた。
確かな技術に基づいて長い間作り続けられてきたのに、世の中に溢れた多くのものに紛れてしまったり、今も通用するのに時代の流れに埋もれてしまった良いものが見つかる場所として、今年5月に「LOST AND FOUND」ECサイトをオープン。
そして今回、“場”づくりの専門家集団であるトランジットジェネラルオフィスをプロデューサーに、「Roundabout」「OUTBOUND」のオーナーバイヤー小林和人氏を商品セレクターに、アートディレクターの平林奈緒美氏をロゴデザイナーとNIKKOの新コレクション「REMASTERED」のプロダクトセレクターに迎え、リアルストアとショールームの複合型店舗が完成した。
■フラッグシップストアの魅力
1F:LOST AND FOUND TOKYO STORE ・ NIKKO SHOWROOM/STORE
エントランスに入ると、NIKKOの誇る新しいテーブルウェアコレクション「REMASTERD」の商品を含む全800点の日用品がラインアップ。
さらに白山市の自社工場で象徴的に立つ、1963年に作られたという煉瓦造りの窯をイメージしたアーチ型の通路を抜けると、113年続くNIKKOの約400点ものアイテムが並ぶショールーム兼ストアへと繋がっている。
バイヤー小林和人氏のイチ押し商品
REMASTEREDの食器
REDECKERのブラシ
MEPRAのカトラリー
Jean Dubostのカトラリー
OPAのステンレス製調理器具
小泉硝子製作所の耐熱ガラス製品
B1F:ショールーム
高機能キッチンスタジオを完備したショールームが広がる。法人対応の商談スペースとしてはもちろん、業界や地域を盛り上げるイベントスペース、また撮影スペースとしての機能も備えており、“発信基地”としての役割を担う。
思いも掛けない食器との出会いがありそうだ。
LOST AND FOUND TOKYO STORE
所在地:東京都渋谷区富ヶ谷1-15-12 1階
ECストア:https://lost-found-store.jp
公式Instagram:https://www.instagram.com/lost.and.found_store/
(冨田格)