長崎・対馬、島の食と体験を楽しむ「2021国境サイクリング in 対馬」

国境の島「対馬」を自由に走り尽くせるサイクリングイベント。

■今年は形式を変更して開催

東京23区よりも広い面積を持つ長崎県対馬を舞台に、国境の島”対馬”のグルメと島ならではの体験を自転車と共に楽しめるロングライドイベント「国境サイクリング in 対馬」。

新型コロナウィルス感染症拡大を受け、残念ながら2020年は中止となったが、今年は開催形式を変更して、11月12日(金)から12月31日(金)に開催することとなった。

今年は短い日程に設定し、密になることなく参加者が好きな時に対馬を走る形式。「対馬」独自の国境的風景、自然、歴史、そして食を楽しみながら走る「パーソナルサイクリングイベント」として開催する。

島内に食の「エイドショップ」を設け、参加者に各ショップで利用できる無料のLINEクーポンを事務局から発行する。また、食に加え、島ならではの体験「シーカヤック」「そば打ち」が割引価格で行えるLINEクーポンも発行する。

イベント参加中に困った時や、対馬のローカル情報が必要な時は、イベントコンシェルジュがLINEによりサポートするので安心だ。

■エイドショップの無料クーポングルメ

対馬は、知る人ぞ知る「穴子(あなご)」の島。

肉厚な穴子を贅沢に使用した「アナゴかつ」をはじめ、島内12店舗で指定の対馬グルメが食べられる無料クーポンを参加者に配布。

全国屈指の漁場で獲れた新鮮な魚を使った握り寿司。対馬のソウルフードとも言われるとんちゃん。島の約9割を山林で覆われている対馬でどんぐりなどを食べて育ったイノシシの焼き肉。江戸時代に参勤交代から帰郷した領主の無事を祝い、長旅の疲れを癒すために作られたとも言われる対馬名物のかすまき。

とても1日では回りきれない、食べきれないクーポンとなっている。

■体験クーポンも魅力

食の「無料クーポングルメ」と共にLINEで配布するのが、島ならではの2つの「体験半額クーポン」。

一つは、「海道シーカヤックツアー」。日本有数の広大なリアス海岸からなる対馬の浅茅湾で、1300年前と変わらない景色、防人が守った古代山城跡、小野妹子が渡った海など、海上を散歩するような感覚で楽しめる。

もう一つは、「対州そば そば打ち体験」。「そば」は縄文時代後期に中国大陸から朝鮮半島を経由して伝わったとされているが、対馬で栽培しているそばは原種に近い対馬の「対州そば」。小粒で風味が強い独特の味わいを、自分で打って味わうことができる。

自転車で走ることを楽しむだけじゃなく、国境の島ならではの文化に触れられる機会だ。

2021国境サイクリング in 対馬

期間:11月12日(金)〜12月31日(金)
参加料:5,000円(税込)
公式サイト:https://cycle-tsushima.jp/

※参加料に保険は含まず
※一次エントリーは11月10日迄

(冨田格)