池袋サンシャインシティ、多様な使い方が可能なコミュニティラウンジ誕生

サンシャインシティのイメージが変わりそうな興味深い空間が誕生する。

■使い方をあえて規定しないコミュニティ空間

東京・池袋の「サンシャインシティ」専門店街アルパ3階に、11月1日(月)、コミュニティラウンジ「Sunshine City SOLARIUM(サンシャインシティ ソラリウム)」がグランドオープンする。

「SOLARIUM」とは、英語で「日光を取り入れるためにガラスの広い領域を備えた部屋」、ラテン語で「日時計」の意味がある。

コロナ禍がもたらした新しい生活習慣への変化は、人々の生活にとって何が大切なことかを改めて考える機会となった。

「サンシャインシティ ソラリウム」は、は、オフィスでもレストランでもないキッチンを中心に働く、食べる、つくる、休むが融合した、使い方をあえて規定しないコミュニティ空間だ。

■カフェ・キッチン・ラウンジの3つのゾーン

「サンシャインシティ ソラリウム」は、カフェスペース・キッチンスペース・ラウンジスペースの3つのゾーンで構成。

カフェ

オーストラリア・バイロンベイエリア発祥の「バイロンベイコーヒー」が出店。数々の有機ブレンド賞受賞歴に裏付けられたコーヒーを楽しめる。脳が活性化し、集中力がアップすると言われている「ブレットプルーフコーヒー」も販売する。

また、隣にあるマイクロライブラリースペースはテストマーケティングでも使用できる空間。注目の商品など様々な物を展示。インフォメーションウォールにはオフィスワーカーや地元の人向けのワークショップやイベントの情報、池袋周辺エリアの情報を掲示し、様々な繋がりやコミュニケーションを促進するきっかけを創り出していく。

キッチン

昼はランチ提供を得意とする出店者が営業し、夜はバーやアルコールを提供するラウンジ等の業態が得意な出店者が、不定期に営業していく予定。

平日は、各地で個性豊かなキッチンカーを展開している「ネオ屋台村」から1日2店舗がランチ営業する。

ラウンジ

有料のラウンジスペースでは、居心地のよい空間で仕事や食事ができるよう、ボックスシートやリラックスソファなどを配置。

また、フレキシブルテーブルやフレキシブルコアガリというエリアでは、イスやテーブルなどを利用者が自由に動かすことができ、様々な利用シーンに応えることができるものになっている。

豊島区出身で、多くのブランドともコラボレーションしグローバルで活躍しているアーティストのFACE氏が、ラウンジのウィンドウにサンシャインシティ ソラリウムのコンセプトと池袋の街をテーマにアートを描き、アートやカルチャーも楽しめる空間になった。

豊島区にある「WOTA」社が開発した、98%の水を節水でき内蔵の紫外線によってスマートフォンの除菌もできる手洗いスタンド「WOSH」も設置。

単なるコワーキングスペースでも、カフェでも、ラウンジでもないボーダレスな空間。誰もが気楽に使える感じのハードルの低さが、オンとオフをシームレスに連続させていく。このスペースから、予想もしなかったコミュニティが誕生しそうだ。

「サンシャインシティ ソラリウム」

場所:サンシャインシティ 専門店街アルパ3F
所在地:東京都豊島区東池袋3-1
公式サイト:https://sunshinecity.jp/file/official/solarium/

(冨田格)