前橋「白井屋ホテル」に、「まちなかのパン屋」がオープン。
■いいまちには美味しいパン屋がある
前橋で新たなアートと食文化を発信している「白井屋ホテル」の敷地内馬場川通り沿いに、11月3日(祝・水) 「白井屋ザ・ベーカリー」がオープンする。
「いいまちには美味しいパン屋がある」
そんなシンプルな思いをカタチにすべく誕生する「⽩井屋ザ・ベーカリー」。プロデュースするのは、東京東⽇本橋でまちのパン屋として地元で圧倒的な⼈気を誇る「BEAVER BREAD(ビーバーブレッド)」の割⽥健⼀⽒。
群⾺で育った割⽥⽒が、前橋の地域創⽣を掲げる⽩井屋ホテルの思いに共感したことをきっかけに、このプロジェクトがスタートした。
■毎日約50種類のパンを店舗内の窯で焼く
パンの専門家やパン愛好家が注目する割田氏初のプロデュースとなる「⽩井屋ザ・ ベーカリー」では、パン職人が心をこめて、日々、4種類の国産粉をブレンドした濃厚な味のバゲット、食べやすく酸味の効いたサワードーブレッドから菓⼦パンまで、約50種類のパンを店舗内の窯で焼く。
生産量が少なく、パン職人憧れの入手困難な北海道産の小麦粉「ザ・キタノカオリ」を使用した、本来の小麦粉の香りや風味をふんだんに楽しめるやわらかくもちっとした『食パン』や、「ハルユタカ」を使ったふわっと丸い『白井屋の白パン』、割田氏が白井屋のためにアレンジした『シナモンロール』など、味と思いに自信のあるパンを提供。
まちなかのパン屋として⻑く愛される、⾏きつけの店になることをめざす。
■オリジナル石窯「クラシカ・ポンペイCDP-4T」を導入
「⽩井屋ザ・ ベーカリー」のアートディレクションと空間デザインは、⼤阪やフランスを拠点にクリエイティブディレクションからプロダクトデザイン、空間デザインなど多岐に活動を展開している柳原照弘⽒が⼿がけている。
店舗内外からは、数多くのパンが見えるだけではなく、厨房で職人たちがパンを焼いている姿も見ることができる。
厨房には、なだたるパン職人が絶大なる信頼を寄せるツジ・キカイのオリジナル石窯「クラシカ・ポンペイCDP-4T」を導入。まるでサウナの中のように石からの輻射熱で、素材の旨味、香りを逃さず、外はカリッと、中はしっとりという理想のパンを焼き上げてくれる最高のパートナーだ。
朝食のトースト、昼のサンドイッチ、おやつの菓子パン、ディナー用のバゲット、酒にもあうパンなど、いずれもそれぞれの素材を活かして美味しさを追求したパンをずらりと並べる予定だ。
「⽩井屋 ザ・ベーカリー」のオープンで、前橋市の中心街に面した馬場川通り沿いに「⽩井屋ザ・パティスリー」「ブルーボトルコーヒー ⽩井屋カフェ」と3店舗が軒を連ねることになる。
白井屋ホテルでは、これらの3店舗がまちなかで暮らす⼈々の⽇常のさまざまなシーンを彩るとともに、集い、憩える場となるよう、前橋のまちなかの活性化に貢献していきたいと考えているそうだ。
旧白井屋旅館を大胆にリニューアルしただけでなく、前橋の街の景色も変貌させていく「白井屋ホテル」が生み出す文化からは目が離せない。
⽩井屋 ザ・ベーカリー (SHIROIYA the BAKERY)
所在地:群⾺県前橋市本町 2-2-15 ⽩井屋ホテル (⾺場川通り沿い)
URL:https://www.shiroiya.com/dining_and_foods/bakery
(冨田格)