新たな大阪の魅力に出会えるかもしれない。
■それぞれの分野で大阪の魅力を発信
価値体験型ホテル「ホテルインターゲート大阪 梅田」では、大阪芸術大学との産学連携プロジェクトとして、同大学デザイン学科の学生がアートルーム「茶てる~22世紀の茶の湯文化~」を造成。2022年3月31日(木)までの期間で販売する。
4月1日に開業した”INTERGATE HOTELS”の5号目となる「ホテルインターゲート大阪 梅田」では、歴史や文化の発信だけでなく、これまでとは異なった視点からも地域(大阪)の魅力を発信していきたいと考え、大阪芸術大学の「大学は夢を実現させるための手がかりを見つけ、自らの力によってそれを現実のものとする場所でありたい」という想いと合致し、協働することになった。
このプロジェクトには、「ホテルインターゲート大阪 梅田」と大阪芸術大学 デザイン学科の教授、学生15名で取り組み、4つのグループ「アートルーム/グラフィック/デジタルアート/ワークショップ」に分かれ、それぞれの分野でホテル館内で大阪の魅力を発信する施策を行なっている。
■茶の湯文化の未来を学生がデザイン
2022年に生誕500年を迎える、大阪で生まれた千利休。その千利休が確立した「茶の湯文化」に学生が注目し、22世紀の茶の湯文化をテーマにした「茶てる~22世紀の茶の湯文化~」。茶の湯文化の未来を学生独自の自由な発想でデザインし、客室内の装飾として演出した。
「ネオンが主照明になるような近未来な空間」を目指し、「宇宙」「近未来」を連想させるデザインが特徴的な客室だ。客室のシンボルアートは、大阪の豊かな未来を、賑やかな街と縁起が良い象徴の「招き猫」、芸能の盛んな大阪を「扇」で表現しており、見るものを明るい未来へ導いてくれるような想いで、心を込めて作成している。
ベッドスローやクッションなどのアイテムにも「22世紀の茶の湯文化」をデザインに反映しており、学生の描く世界観が体感できる。
また、インターゲートラウンジ(2階)では、芸大生のアートな観点で大阪を紹介する「大阪発見」リーフレットを配布。
芸大生ならではの視点で建築物を紹介する「観光編」、大阪の古き良き文化を紹介する「伝統編」、そしてついつい買って帰りたくなる「お土産編」と3種類のリーフレットが、芸大生のユニークな発想により誕生した。
今後も第2弾としてワークショップやARなどを活用したプロモーションを予定。学生のフレッシュな発想に今後も注目だ。
詳細:https://www.intergatehotels.jp/osaka_umeda/event/oua-collaboration/
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