千葉・館山のゲストハウス「ツネホステル」が事業を受け継ぐ後継者を募集

事業の後継者という大問題を、スマートに解決できるようになる。

■事業を譲りたい経営者と、譲り受けたい候補者をマッチング

「事業承継をオープンに。」をスローガンに運営する「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」は、マリンスポーツを目当てに訪れる観光客も多い千葉県館山市のゲストハウス「tu.ne.Hostel(ツネホステル)」の後継者募集をサポートしている。

「クラウド継業プラットフォーム relay(リレイ)」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。

従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴がある。

■「tu.ne.Hostel」の特徴と経営者の想い

年間平均気温16℃以上の温暖な気候に恵まれ、マリンスポーツを目当てに訪れる観光客も多い千葉県館山市。JR館山駅から徒歩7分の場所にあるのが宿泊施設「tu.ne.Hostel(ツネホステル)」だ。

ビジネスホテルやリゾートホテル、旅館しかない館山駅の徒歩圏内で、気軽に一人旅ができる宿として親しまれ、「館山にツネホステルあり」というブランディングを確立している。

「ツネホステル」は、館山市で不動産業を営む漆原秀(うるしばらしげる)氏がもともと診療所だった物件をリノベーションし、2019年に開業した。

漆原氏は「ツネホステル」が10年後も20年後も館山のシンボルとして欠かせない存在であり続けるために、ゲストハウスを引き継ぐ、若い後継者を探している。

漆原氏はこう語る。

「ツネホステルは僕が歳をとるとともに衰えていくのではなく、早めに若い方にお渡して、10年後もこの地域を宿として照らしてほしいと考えています。譲渡の他にも賃貸として貸し出して運営するパターンや、雇用して責任者として運営していただくパターンなど、希望者の状況にあわせた引き継ぎ方を検討しています」

状況にあわせた複数の引き継ぎ方を選べる今回の後継者募集。他にも、周りに競合となる施設が少ないことや、館内に飲食店の許可を取っている部屋があり飲食業としての展開も期待できることなど、ゲストハウスを運営したい人にとっては、ポイントが高い物件だ。

漆原氏が試行錯誤しながら作り上げた「ツネホステル」を引き継ぎ、10年後も20年後も街のシンボルとなる宿に育て上げる後継者は、あなたかもしれない。

「ツネホステル」に限らず事業承継に興味があるなら、「クラウド継業プラットフォーム relay」は強い味方になりそうだ。

「tu.ne.Hostel」後継者募集ページ:https://relay.town/articles/tune-co-jp/
クラウド継業プラットフォーム relay:https://relay.town/

(冨田格)