日本の洋食になくてはならない、こだわりの味を紹介する。アイビー・シー・エスが10月22日(金)にオープンする洋食レストラン「洋食の果実Grill KAJITSU」は、伝統的な西洋料理のレシピを再現しつつ、手間を惜しまず本物のデミグラスソース作りにこだわっている。
■“本物”のデミグラスソースの作り方
・牛骨を焼く
丁寧に洗った牛骨を30分ほど、焼き色がつくまでオーブンに入れる。
・牛すじと野菜を炒める
やはり丁寧に洗った牛すじと香味野菜を焼き色がつくまで炒める。
・素材をじっくり煮込む
牛骨、余分な油を切った牛すじ、香味野菜、トマトの順番で大きな寸胴鍋に入れて、水から加熱していく。灰汁(あく)を丁寧にとりながら、12時間掛けてじっくり煮込む。1度濾して(こして)、牛骨はさらに、新たに香味野菜と水から煮込んで12時間。バターと小麦粉で作ったルウと合わせ、4時間ほど煮詰める。準備から実に30時間、特製デミグラスソースの完成。
■絶品デミグラスソースを様々なメニューで
デミグラスソースは、日本の洋食では要として、ハヤシライス・ビーフシチューにコクと深みを与えてくれる。ソースに溶け込んだ食材の甘みと旨みを赤ワインが引き立てる。ビーフカツとハンバーグにかければ、ジューシーな肉汁との出会いで旨みが倍増する。
30時間かけた“本物”の味、堪能してみたい。
洋食の果実 Grill KAJITSU
URL:https://www.grillkajitsu.jp
(suzuki)