寒い季節しか味わえないご馳走と名湯の旅。
■郷土にこだわる加賀コンシャスな湯宿
北陸随一の渓谷美と謳われる鶴仙渓、大聖寺川沿いに佇む加賀コンシャスな湯宿「山中温泉・吉祥やまなか」。
加賀五彩を基調としたインテリア、山中塗りや九谷焼、加賀水引ランプシェードなどの伝統工芸品を配し加賀の上質な文化を感じる設え。まろやかな湯は、温泉大浴場や足湯、3種の無料貸切風呂、露天風呂付き客室、グループ旅館「かがり吉祥亭」への湯巡りで満喫できる。
「ミシュランガイド北陸2021特別版」旅館部門にて三ツ星(非常に快適)を、2016年版に続き2回連続で獲得した「吉祥やまなか」は、11月9日~2022年3月19日(12/29~1/8除く)まで、石川県のブランド蟹『加能ガニ』を堪能できる宿泊プランを発売する。
■タグ付き姿ズワイ蟹『加能ガニ』を満喫
「吉祥やまなか」の夕食「『べにはな』加能蟹会席・極」には、11月解禁の石川県が誇る海の幸、タグ付きの姿ズワイ蟹『加能ガニ』が登場。
昆布と塩で包み、じっくりと焼き上げる名物の「吉祥加能ガニ塩釜こんぶ焼き」は、木槌で塩釜を割るパフォーマンスも楽しい特別な逸品だ。
他にも造里、加能ガニ炭火焼、天婦羅「加能ガニ 能登ふぐ湯葉揚げ 金時草」、香箱蟹の釜飯など、加能ガニの繊細な旨みと甘みをフルコースでたっぷりと味わえる。
■「吉祥やまなか」独自サービスの数々
「吉祥やまなか」は、独自のサービスも魅力だ。到着後のひとときに「加賀アフタヌーンティー」。シェフが目の前で焼き上げる日替わりのご当地パンケーキとティーを愉しめる。
夕方には「湯上りビール」と「甘味・甘酒」をサービス。朝食の郷土料理、溶き卵の寒天寄せ「べろべろ」にも注目だ。
北前船の栄えた頃より唄い継がれる温泉民謡、伝統芸能「山中節の夕べ」公演では毎晩、芸妓たちが情緒漂う舞唄を披露する。
また、今年4月には「SAKE BARべに蔵」が誕生した。冷酒10種、ひや酒(常温)2種、燗酒2種、県内の地酒14種を揃える。九谷焼ちろりや山中漆器、能作錫、能登島ガラスの酒器など好みの銘柄やタイプを選び、好きなぐい呑みで抽出できる3種と5種の呑みくらべも用意した。
米どころ北陸ならではの日本酒めぐり、料理とのペアリングも満喫できそうだ。
『加能ガニ』を味わえるのは、これからの寒い季節だけ。良質な温泉に浸かって『加能ガニ』会席を満喫するのは、最高の贅沢。自粛続きで高まっている旅行欲求、晩秋から冬の山中温泉を楽しんでスッキリするのも良さそうだ。
石川県 山中温泉・吉祥やまなか
ブランド蟹を食す『加能ガニ会席』宿泊プラン
期間:11月9日~2022年3月19日 (12/29~1/8除く)
料金:(一泊夕・朝食付き)47,000円~
*税サ込、入湯税150円別
公式サイト:https://kissho-yamanaka.com/
(冨田格)